栃木へ里帰り

2004.7.17-19



 約1年ぶりにクマ兄さんの実家へ帰省。そのついでに栃木の足利方面へ観光に行ってきました。帰りもドライブをかねて吹割滝を立ち寄ってます。



足利学校
 足利といったら足利学校でしょう。ほかに有名なところってあったっけ?ていうくらい有名ですね。足利学校は、平安時代初期、もしくは鎌倉時代に創設されたと伝えられる中世の高等教育機関で、当時は事実上の最高学府だったそうです。ただ、足利学校の成立や、初期の体制については記録が残っておらず時々論争になることもあるそうです。今ある建物は復元されたものです。
 左は学校門。足利学校のシンボル的存在です。右は庭。名前がついているかもしれません・・・、が忘れちゃいました。でも、きれいに手入れされていました。
聖廟の中央にまつられている孔子像で、坐している姿は珍しいものなんだそうです。
  天保2(1832)年、画家の渡辺崋山によって像の胎内銘が発見され、天文4(1535)年に彫刻、納められたことが明らかになっているそうです。
 左は方丈。学生の講義や学校行事、来客の為の座敷として使われたそうです。右は庫裡。今で言う食堂。
 上は衆寮。学生が書物を書き写したり、生活したりしたところなんだそうです。今で言うと自習室かな?
 左は裏門。学生や一般の人の通用門として使われていたそうです。
 足利学校で一番の見所はやっぱり字降松(かなふりまつ)でしょうか。読めない字や意味の分からない言葉などを紙に書いてこの松の枝に結んでおくと、翌日にはふりがなや注釈がついていたことから「かなふり松」と呼ばれるようになったそうです。学生ばかりでなく近所の人も利用するようになったそうです。写真がうまくとれてなかったのが残念!ただの松だったけどね。



大門通
 足利学校から鑁阿寺に行くときに通る大門通。昔からある門前町、門前通りなんでしょうか。でも、道が狭いため人通りはまばらでした。途中には地下水を汲み上げた水飲み場がありました。暑い日には美味しい冷水がいただけます。



鑁阿寺
 鑁阿寺(ばんなじ)は足利義兼が建久7年(1196年)、自分の邸内に大日如来を奉った持仏堂を建立したことが始まりなんだそうです。足利義氏には伽藍が整備され、足利氏の氏寺として栄えていったそうです。
 寺域の周囲は土塁と堀に囲まれ、鎌倉時代の武家屋敷の面影を残していい感じ。ぶらぶらお散歩するにはちょうど良いところでした。カルガモ親子も泳いでいまいした。



出流原弁天池湧水池
 佐野市街地から北西約6km、古生層石灰岩の割れ目から清水が湧き、出流原弁天池になっています。浅く澄んだ池にはたくさんの鯉が泳いでいました。水温は年間を通しほぼ約16℃なんだそうです。 
 出流原弁天池は、県の天然記念物に指定され、また環境庁指定の日本名水百選にも選ばれています。
 出流原弁天池の脇からは磯山弁財天に登っていく歩道があります。遠くから見ると緑の山の途中に赤い建物があるのが見えるので、とても興味が引かれるスポットです。
 弁財天に登ると田んぼが広がる平野が一望できます。見晴らしはかなり良いです。また、山道の途中には風穴洞があり天然の冷気をたっぷり浴びることができるので、暑いときには気持ちよく休憩できます。といっても10分程度の山登りでしたけど。
 ひだりは出流原弁天池を反対側から見たところ。きれいな水でした。



 翌日は帰宅。日光を通って沼田へ抜けます。この道は冬になると通行止めとなるため夏季限定
のルートです。景色もいいし、大好きなルートなんですね。



男体山と湯ノ湖
 日光市を抜け、いろは坂を登り中禅寺湖の脇をとおり、金精峠に近づいて振り向くと男体山の裏側が良く見えます。天気がよければもっとよく見えるんだけどね。



吹割滝
 なかなか見ごたえのある吹割滝。水量も豊富で迫力満点。クマ兄さんの好きな滝の一つであります。
 夏に訪れるととっても気持ちいい滝。水しぶきがパッとかかってマイナスイオンたっぷりって感じです。
 しかし、この吹割滝には注意しなければならないことがあります。それは駐車場。国道120号線沿いに吹割滝はあるので迷わずたどり着くことができますが、「無料」と書いたプラカードを持った客引きが多数道沿いにいます。この無料には裏がありました。無料と思って駐車場に車をとめると千円取られます。そして、なにやら変な券を渡されます。この券が千円分の商品券で駐車場のお土産屋さんで千円分で使えるというものでした。この券で千円分使えるので駐車料は無料というシステムです。でも、土産屋においてあるのは非常に高い。観光地価格といってもやりすぎなほど高い値段でした。なので、クマ兄さんとペンギン姉さんはカキ氷をいただいて終了。でもこのカキ氷二つでも千円以上したような・・・。



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