海遊館、天王寺動物園


071006-7


 最近、いろいろなものに興味を持ち始めたネコ娘。特に生き物に興味がある(と思ってる)今日この頃。興味のあるうちにいろいろ見せなきゃ、という親バカな考えで水族館と動物園を巡ってみました。



10/6



海遊館
 1990年に大阪の天保山で開館した水族館「海遊館」。クマ兄さんとペンギン姉さんは二度目、ネコ娘は初めての訪問。クマ兄さんとペンギン姉さんが二度目って言っても2001年以来6年ぶり。
 まず、入館したら出迎えてくれるのが水中トンネル「アクアゲート」。いきなり水中トンネルとは贅沢なつくりです。そのあとジンベイザメと記念撮影。水族館の係りの人が写真を撮ってくれました。
 まずはラッコ。アリューシャン列島やアラスカなどに生息するラッコは実はイタチ科。ラッコの名はアイヌ語から来ているそうです。野生のラッコはほとんど陸上に上がらず、睡眠も出産も海上で行うとか。嵐のときはどうするんだろう、と要らぬ心配をしてしまうクマ兄さんでした。
 その次はカリフォルニアアシカ。(海驢)。アシカ類は前脚が発達していて、左右の前脚を同調させて鳥が羽ばたくような動作で泳いでいるそうです。この泳ぎ方はペンギンやカメと同じ泳ぎ方なんだとか。
 海遊館にいるペンギンはキングペンギン(オウサマペンギン)、ジェンツーペンギン、イワトビペンギンの三種類。残念ながらペンギン姉さんの好きなコウテイペンギンはいませんでした。クマ兄さん的にはキングペンギンでも良いじゃん、となるのですが・・・。
 海遊館にいるイルカは「カマイルカ」。背びれの形が鎌に似ているからカマイルカ。北太平洋に生息しているそうですが日本海などでも見ることができるとか。シャープな動き、洗練された筋肉、クマ兄さんの大好きなイルカの一つです。
 太平洋を表現した大水槽の上部に専用の区画で飼育されているイトマキエイ(通称マンタ)。飛行機が飛んでいるみたいに泳いでいました。
 左はマンタが餌に向かって突進しているところ。マンタの口の中までみることができました。同じ水槽には海遊館の目玉、ジンベイザメが泳いでいます。こちらはコバンザメを従えて、悠々と泳いでいました。
 海遊館にも撮影スポットがありました。イルカと一緒に三人でパチリ。そのあとグレート・バリア・リーフの水槽でナポレオンフィッシュを撮影。どこの水族館にもいる人気者。
 ネコ娘は水槽に張り付いて魚を見ていました。かわいい魚がいたのかな?美味しそうな魚がいたのかな?
 右はタカアシガニ。日本近海の深海に生息する巨大なカニで、世界最大の現生節足動物なんだそうです。食用にもなるそうですが、食べるところ一杯あるね。
 いろいろ見ていると水槽のうえのほうから降りてきたカメ。でっかいカメがゆーらゆら。

 だいたい半日くらいで海遊館の見学が終了。海遊館は今流行りの水族館、って感じのつくり。でっかい水槽があって、それを上から下からといろいろな角度からみてまわるというもの。小さな水槽がたくさん並んでいる、という水族館とはちょっと見方が違います。




天保山マーケットプレイス
 お昼は天保山マーケットプレイスのお好み焼き屋「鶴橋風月」にて。ぶた玉といか玉を頂きました。ネコ娘も鉄板に手を出さず、大人しくお好み焼きを食べられました。お好み焼きを食べられるようになったなんて、大きくなったなあ。
 天保山マーケットプレイスの中においしんぼ横丁というのがありました。ここは昭和40年ごろの大阪の街並みを再現したコーナー。その中に会津屋というたこ焼き屋さんがありました。15個入りで400円。これは安いね。味は独特の味付けがされた素朴な味。一人で全部食べるのは飽きそうですが、三人で食べるにはちょうど良い量と味でした。
 おいしんぼ横丁にはたこ焼き屋さんのほかにもお好み焼き、ラーメン、カレーなどいろいろなお店が入っています。昭和40年ごろを再現したということですが、この頃が大阪が一番元気だったそうですね。横丁中がお祭って感じになっていました。右は通天閣と浪花娘でパチリ。




仁徳天皇陵
 海遊館と天保山マーケットプレイスを見た後、ちょっとドライブして堺市へ。面積としては世界最大のお墓、仁徳天皇陵に行ってきました。。
 仁徳天皇陵は五世紀の初めから中盤にかけて作られたといわれている仁徳天皇のお墓。でも、内部の見学はできないようで、道路から30mくらい入ったところにある拝所までしか行くことができませんでした。
 仁徳天皇陵は皇室財産ということで宮内庁が管理しているそうです。さすがに綺麗にされていました。一度拝所に行って、公園に行き、再度拝所に行った時には敷いてある砂がきれいにならされていました。ちなみにこの古墳は仁徳天皇のものではない、という説もあるそうです。ただ、宮内庁が発掘調査を認めないため、真相は闇の中・・・だとか。
 仁徳天皇陵の南側には大仙公園があります。ここには百舌古墳群のいくつかの古墳があり、手軽に古墳を見学することができます。写真は孫太夫山古墳という前方後円墳。お堀に水もあって結構立派な古墳でした。他に、三つほど公園内に古墳がありました。



10/7



天王寺動物園
 二日目は天王寺動物園へ。まずは新世界近辺で駐車場を確保。天王寺動物園には駐車場がないので、近所に駐車場を探すか、電車で行くのが良いですね。朝一で駐車場を探した時は、選び放題でしたが、お昼にはどこも満車。子連れで行くには朝から行くのが良いでしょう。

 新世界を散歩しながら動物園の方へ向かうと、づぼらやの前でふぐの写真用パネルを発見。ネコ娘が要求するのでパチリ。その次はでっかいビリケンがいまいした。

 ただみて歩くだけでも楽しい新世界を過ぎると天王寺動物園の入口に到着。大阪の街の中にある動物園、どれほどの動物がいるのか期待大です。
 入園するとベネッセが主催するスタンプラリーが行われていたので参加してみました。北園のアフリカサバンナで実施ということでまずは、アフリカサバンナのコーナーへ。途中、フラミンゴがいたのでちょっと見学。

 サバンナのエリアの入口には雰囲気を出すゲートがありました。柱の土台は蟻塚かな?
 左上はカバ。カバって最も凶暴な動物って言われてるって知ってる?ワニや人も襲うほど。人が襲われて死ぬことが一番多い野生生物はカバなんだそうです。草食動物と思われがちですがシマウマやインパラを食べていると衣目撃されているとか。雑食のようですね。
 右上はクロサイ。アフリカに生息する。性格は攻撃的。あの角で攻撃的って言うんだからあぶねぇなあ。

 そんな野生動物を双眼鏡で監視するネコ娘。ちゃんと見えてる?
 朝食が終わり、リラックスムードのライオン。寝そべってぐうたらです。どちらかというとオスのほうがだらしないかな。
 両方メスですが片方のライオンが毛並みを整える為にぺろぺろ。アップでみるとネコみたいな顔だね。ネコ科だからしょうがないか。
 園内に天王寺動物園の飼育員になれる(?)パネルがありました。すかさずネコ娘はダッシュ。クマ兄さんがパチリ!裏でペンギン姉さんがネコ娘を抱えていました。右はバーバリーシープ。野生の羊です。写真のような急斜面をスイスイっと上手に駆け下りていくのでした。

 左はレッサーパンダ。かわいい顔で動物園の人気者です。本来は中国チベット近辺が生息地。だけど、現代では野生のレッサーパンダは5000頭以下といわれているそうで、日本では約230頭が動物園で飼育されているそうです。繁殖が進むといいね。
 天王寺動物園にいるペンギンはオウサマペンギン。惜しい!ペンギン姉さんはコウテイペンギンの方が好きなのでした。
 天王寺動物園は大阪市内のあるだけあって、園内から通天閣や富士山に遭遇する時がおおいです。街中にある動物園の割には施設がシッカリしていて広く見ごたえがありますね。
 天王寺動物園にはアジアゾウがいました。ある資料によると日本の動物園にはオスのゾウがほとんど飼育されていないとか。メスのほうが圧倒的に多いんだって。理由はマストと呼ばれる非常に凶暴になる時期がオスにはあって、これがとっても飼育を難しくしているためなんだそうです。




串揚げ
 天王寺動物園の見学がほぼ半日かかり、お昼は新世界で取ることにしました。ベビーカーにネコ娘を乗せていろいろお店を探していたらネコ娘がお昼寝タイム!これなら串揚げでも食べれるぞ、ということで串揚げ屋を探しました。ところが、古そうな(ディープな)お店はどこも満席。入店待ちの行列までできています。いろいろと見て回っているうちに鶴亀家という串揚げ屋を発見。値段を見ると安そうだったので、このお店にしてみました。
 店内はクマ兄さん一家が入ったときには七割くらい席が埋まっていました。せっかく新世界で食べるんだから・・・ということでどて焼を注文。どて焼とは牛のスジ肉を味噌やみりんで時間をかけて煮込んだものだそうです。どて煮とも言うとか。甘い味付けで、スジ肉が柔らかくて美味しかった。甘いタレがまたいいね。
 串揚げの食べ方は揚げてもらった串をステンレスの箱に入ったウスターソースに漬けて、そのままパクリ。ただし、ソースの汚染を防止するために、一度口にした串をもう一度ソースに漬ける(二度漬け)は禁止となっています。また、生のキャベツが無料でつきます。これを箸休めとして食べると美味しい。おかわりも自由でした。
 これは鶴亀家のアイデアメニュー、手羽先餃子。手羽先に餃子の具を挟んであげた餃子です。美味しかったけど、まぁ、ありふれた感じかな。
 レンコン、ゆで卵、豚肉、ホタテ、ウィンなー、タマネギ、ジャガイモ、シシトウ・・・などなど、クマ兄さんのお腹も大満足するほどたくさん食べちゃいました。ところが会計を済ませてみると三千円弱。料金間違えたか?とも思いましたが、もともと一串60円〜と単価が低いので、お酒を飲まなかったら激安なんだとか。お腹一杯になって二人で三千円なら大満足でした。




新世界
 天王寺にある新世界。通天閣や天王寺動物園、スパワールドなどいろいろと遊ぶところのある新世界。一時期、かなり観光客が減って寂れてしまったそうですが、最近は商店街や店をきれいにし、ホームレスなんかもまったく居らず、かなり安心して遊べる町になっていました。




アサヒビール 吹田工場
 最近、ビール工場の工場見学に凝っていて、といってもキリンビールばかりでしたが今回はアサヒビールの吹田工場に行ってみました。工場見学には事前の予約が必要ですが、昨日電話したところ大丈夫だということで、急遽日程に組み込んだのでした。見学はまず最初に、かっこいいビデオ(映画?)を15分ほど視聴。その後、工場見学に移ります。工場見学はキリンビールと大きな差は無いかな。
 そして、最後におまちかねのビール試飲。クマ兄さんは運転手なのでジュースでした。ペンギン姉さんはスーパードライを飲んで、つぎにアサヒスタウト。そのあと・・・全部で三杯位飲んでいたかな。たしか時間内飲み放題だったと思います。
 最後にお土産としてビールゼリーチョコレートを購入。ビール味のゼリーが中に入ったチョコ。ビール好きにはたまらない?




 今回もいろいろと見て回りましたが、ほとんど動物ばかり見ていた旅行。ま、ネコ娘が楽しめないといけないからしょうが
ないか。これだけネコ娘を動物に触れさせているからか、最近はウサギやモルモット、犬などは自分から触りに行くように
なりました。さて、次はどこ行こう?



クマ兄さんの部屋 に戻る

旅の記録 に戻る