白紙

産業技術記念館・常滑


2010.2.13


 今週末、何する〜?というペンギン姉さんの質問。何もしないでゴロゴロするか、それともどこかに遊びに行くか?クマ兄さんの答えはもちろんどこかに遊びに行く、です。でも、どこに行こうか考えてなかったので、急いで目的地を検討することになりました。
 その結果、最近の愛読書「旅行読売」に掲載されていた常滑に行くことに決定。ついでなので産業技術記念館にも行ってみることにしました。



 13日の朝3時、いつもどおりに起床。最近は休日特別割引があるので4時までに高速道路に乗らなければならないわけではないのですが、この時間に起きると結構遠くまで移動できるんだよね。3時半には自宅を出発。

 4時前に北陸道小杉ICから高速に乗り、北陸道⇒東海北陸道⇒名神道⇒名古屋高速を通って名古屋市内へ。まずは産業技術記念館に行ってみます。



産業技術記念館
 朝9時半、産業技術記念館に到着。ここに来るまでに東海北陸道のひるがの高原SAで−5℃を経験したので、名古屋はかなり暖かく感じます。

 産業技術記念館も9時半オープンなのでちょうどよい時間に到着となりました。ここは駐車場も無料なので時間を気にせずに見て回れそうです。

 南入口(左上)から館内に入り、繊維機械館の入り口の方へ歩いて行くとスルザー ブラザーズ社製の十字複式である蒸気機関が展示されていました。実演もあるみたいなので後からじっくり見よう。

 と言うわけで、エントランスロビーでJAF会員証を提示して入館料を値引きしてもらい三人で入館してきました。
 繊維機械館の入り口前にあった環状織機(左)。豊田佐吉という人が円運動で布を織る、というこの環状織機を開発。明治39年に発明されたそうです。クマ兄さんの仕事にはこれに似たインフレーション成形という方法でフィルムを扱ったことがあります。
 右は無停止杼換式豊田自動織機。1924年にこれまた豊田佐吉が完成させた自動織機で産業技術遺産になっています。50数件の発明が盛り込まれ、24の自動化、保護、安全装置で構成されている織機だそうです。
 繊維機械館に入るとまずは布を織る前に糸を紡ぐ工程を解説。紡糸の基礎、糸紡ぎを実演してくれました(左)。
 右はガラ紡機。綿花のかたまりから直接糸を作り出す装置。ガラガラと音を立てることからガラ紡機という名前になったそうです。
 左は機織りの人形。昔々の人はこのようにして布を織ったんですね。右はウォーターフレーム精紡機。1769年にイギリスのアークライトという人が発明した精紡機。精紡機っていうのは糸を作る機械ですね。水車を動力として利用する機械で、この機械のおかげで紡績業が発展したそうです。



 このウォーターフレーム精紡機は、次々と回転数が速くなる3組のローラによって粗糸を連続的に引き延ばし、それをフライヤを利用して撚りをかけながら連続的に巻きとるそうです。この装置の発明で、それまで織機ばかりが進歩し織布の生産性が向上したため、綿糸が不足気味になっていたのが解消されたそうです。
 繊維機械館の奥の方には紡績一貫工程が展示してありました。右はホッパーベールブレーカー。ごわごわの綿花をある程度ほぐします。
 ちょっとほぐされた綿花(左)をちょっとシート状にして(右)、それを何回も何回もほぐされて扱いやすいロール状にします。

 これを精紡機で紡いで糸にしていきます。この精紡機で糸を紡ぐときに綿だけを使用すると綿100%の糸になり、ポリエステルなどを混ぜると、混合糸になるそうです。化学繊維を混ぜた方が繊維長が長いので、紡ぐのは簡単になるそうです。
 これはG型自動織機。1人の作業者で30〜50台の運転をすることが可能と言われたG型自動織機。このときは4台同時運転を見せてくれました。

 このG型自動織機は横糸用のシャトルの糸が切れる寸前に、シャトルが交換される機能がついていたり、糸が切れたら自動停止する機能が備わっています。
 今だったら電気式のセンサーで動作の検知をするのでしょうが、この時代のものはすべて機械式。すごいの一言です。
 左上は豊田ウォータジェット織機。水で横糸を飛ばします。シャトルが無いので高速化できる。でも、水を吸う糸には使用できないとか。

 右上は豊田エアジェット織機。水を吸ってしまう糸でもシャトルを使用しなくてよいように空気で横糸を飛ばします。

 左下もエアジェット織機。コンピュータで空気の噴射条件、横糸挿入条件、縦糸を動かすジャガード装置の制御などができ、柄織物が簡単に織れる織機です。ここまできたら超ハイテク。



 糸を紡いで織物を織る、という技術を展示している繊維機械館。なかなか面白かったです。随所に実演コーナーがあり説明もしてくれて、クマ兄さん的にはかなり勉強になりました。



 次は自動車館に行ってみよう。


 自動車館に移動する途中、金属加工技術の実演コーナーがありました。久しぶりに金属加工の基礎、鋳造・鍛造・切削を復習。

 このコーナーでは鍛造の実演がありました。

 まずは右上の高周波加熱装置で金属を加熱します。1200度だったかな?金属が加熱されて赤く光ってました。この金属の棒をプレス機で型取りするとコネクティングロッドの出来上がり。この作り方は鍛造です。



試作工場
 自動車館に入って材料試験室を抜けると試作工場に。ここではA1型試作乗用車の試作工場が再現されています。

 A1型試作乗用車のボディーパネルはすべて手叩きで作られたそうです。木臼、金床、定盤などの上で鉄板を叩いて曲面に成形するそうです。すべて手作りだからこそできる優雅なボディーってとこかな?



自動車館
 自動車館に入ると最初に目に入るのがトヨタスタンダードセダン・AA型。
 1936年に完成したAA型乗用車はスチールボディの採用、エンジンを前車軸上に搭載などいろいろな新機軸が盛り込まれています。販売価格は3350円だったそうで、フォードやGMよりも400円安いとか。
 空いているドアから内部を見るとかなり優雅な作り。後ろの席も足元はかなり広そうです。ちゃんとクラクションもついていたり・・・。
 自動車館の二階。エンジンやトランスミッションが展示してありました。右はオーバードライブ付き4速オートマチックトランスアクスル。1982年開発。
 左はオーバードライブ付き4速オートマチックトランスミッション。1980年開発。トルクコンバーターをつけて、中高速走行域でのエンジン回転数を抑制し、エンジン音の低下や燃費の向上を実現。機械屋さんってすごいねぇ。
 左上。ラック&ピニオン式パワーステアリング。詳しい説明パネルがありました。コントロールバルブシャフトが右にまわると、制御バルブで油圧系統がきりかわって、加圧された油が油圧回路Aを通ってシリンダ右室へ入り、ピストンを右に回す・・・ふむふむ・・・これでステアリングをサポートするのか。

 右上。フルタイム4WD。センターデフにより常時4輪に駆動力を伝達・・・クマ兄さんの車はスタンバイ式。

 左は部分強化ガラスとあわせガラスの比較。部分強化ガラスとは板ガラスを熱処理して衝撃強度を高めたもの。中央部分は破片が大きくなるようになっていて、事故のときに視界が確保されるようになっています。今ではもう使われていないはず。合わせガラスは2枚のガラスの間に丈夫な特殊プラスチックの膜を挟んだもの。ガラスが飛散しなくなり、事故時に車外放出も防止できるようになったとか。現在ではすべての車のフロントガラスにこの合わせガラスが使われています。
 トヨダ・トラック(GT型)。豊田喜一郎が開発したトラック。最大積載量が1.5トンで生産台数は379台。1935年発売。
 事故に対する研究もしっかり行われているようです。衝突テストの車が展示されてました。ヴィッツは後ろ、プラッツは前がつぶれていました。でも人がいる部分は安全が確保されるようにできています。
 ちょっと古いけど、今につながる新技術の展示コーナー。左上は今でも時々みかける初代プリウス。アトキンソンサイクル方式のエンジンと永久磁石式同期モーターを併用した世界初の量産ハイブリッド自動車。いまでの色あせない最新技術の結集ですね。
 右上はi-unit。愛知万博の時に展示された乗り物。映画の中に出てくるような車です。
 そして左はセルシオとプログレ。セルシオはトヨタを代表する高級車。車に詳しくない人でも知ってる車ですね。田舎に行くとお茶目なヤンキーが古いセルシオに良く乗ってますね。プログレは小さな高級車というコンセプトで5ナンバー枠に収まるサイズで作りだされた車。なかなかの車だったようですが、9年間で生産中止。
 さて、車の見学が一段落したところで、子供向けゴム駆動自動車づくりコーナーでモノ作り体験。部品を順番に受け取り、最後のパーツはプレス機で作ってもらいます。起動ボタンを押すとプレス機が自動的に動き出し、プラットホーム?部分を一個作ってくれます。
 レス機から出てきたプラットホーム(左上)。これの他に、10点弱の部品を組み合わせるとゴム自動車が出来上がるはず。
 最初はネコ娘に作り方を教えてやらせていたのですが、途中からネコ娘は部品で満足し始め(左)、組み立て作業をしてくれなくなりました。仕方が無いのでクマ兄さんが途中から組み立て工程の主役になりました。
 10分くらいで完成。チョロQみたいに、後ろに少し下げてゴムを巻き、手を離すとビューンって走りだします。
 自動車館の半分は生産技術の紹介。ある意味、産業技術記念館の目玉です。巨大なプレス機やエンジンシリンダブロックの鋳造工程などの展示。大型の加工機が並び、博物館や資料館などではなかなか見られないものばかりです。どっかの工場とかに行けば結構見れるんだけど・・・。
 上はクラウンのフェンダのプレス工程。1969年型クラウンでは7工程を要したが、1990年代では4工程で完成したそうです。

 左はボディーの自動溶接ライン。トヨタでは1971年に油圧駆動のロボットを増打ち工程に導入、1979年以降に設置台数が急増し、1982年頃から電動式のロボットが開発されてきたそうです。ロボットで溶接ができるようになって工員の安全性は向上したことでしょう。
 ボディーの塗装機の展示。ベル塗装機による静電塗装を用いた上塗り自動塗装装置の展示、ということらしいです。吹きかけているのは塗料ではなく水でしたが、塗装工程の雰囲気は十分に分かります。
 組み立てラインのボディーに連動してエンジン・シャシーを組み付ける自動組み付け装置の展示。自動化ってすごい!の一言です。あっという間に車一台が組み立てられるって感じ。大きなプラモデルみたい。



昼食
 昼食は名古屋駅周辺でとろうと思ったのですが、思ったよりも産業技術記念館が充実していたので、時間が無くなっちゃいました。

 ということで、昼食は産業技術記念館のレストランで。

 ペンギン姉さんが左のパスタのセット。パスタには海老フライがついていて、サラダ、スープ、パンが付いたお得なセット。
 クマ兄さんはきしめんとミニ味噌かつ丼のセット。
 ネコ娘はきしめん食べたり、パスタ食べたり、味噌かつ食べたりのちゃんぽん。

 有名店ではないですが、名古屋の名物食べれて良かった。



蒸気機関
 食後、無料ゾーンをあるいて駐車場に向かっていると、ちょうど蒸気機関の実演時間だったので見学してみました。

 この蒸気機関はスイスのスルザー社製で、1898年製。高圧と低圧の二本のシリンダーと直径4.7mの巨大なフライホイール、9本のロープが特徴的です。この蒸気機関で発電機を回し電気を作り出し、紡織機を動かしていたそうです。

 実演ではゆっくりゆっくりとシリンダがーが動いていましたが、実際はかなりの轟音と震動で激しく動いていたんだろうな。



パートナーロボット
 もうひとつ実演がありました。「愛・地球博」のトヨタグループ館にいたロボットだそうです。愛知万博の時、ペンギン姉さんのお腹の中にはネコ娘がいたので、乗り物に乗れなくってトヨタグループ館は行ってなかったんだよね。だから、今回初めて見ました。
 唇に工夫がされているそうで、本当に唇をブルブルさせてトランペットを吹いているそうです。子供に人気の曲も演奏してくれてネコ娘も大喜び。



 これで産業技術記念館は終了。ここはかなり楽しかった。ネコ娘が大きくなったらまた来よう。



名古屋駅前
 名古屋駅前のロータリーで赤信号で停車。その時、目の前のビル群をパチリ。青い空とガラス張りの高層ビル。眩しい・・・。富山には無い光景だな・・・。



常滑 やきもの散歩道
 午後は知多半島道路を南下してセントレアへの玄関口、常滑へ。最近の愛読書「旅行読売」に紹介されていたやきもの散歩道へ行ってみます

 まずは常滑市陶芸器会館へ。ここの駐車場に車を止め、館内でパンフレットをもらいやきもの散歩道でGO!。常滑市陶芸器会館がやきもの散歩道のスタート地点になっているのです。
 歩き始めてすぐに植木鉢が激安で販売しているお店がありました。さすが焼き物の町!と思ったら輸入品でした(左上)。

 歩き始めてすぐにあちこちに土管の焼き物が塀になってました。すごい、と思いつつ・・・土地狭くなるんじゃ?
 しばらく歩くとレンガで作られた煙突が登場。今は使われているのかどうか分かりませんが、横にはこれまたレンガ造りの建物があって、窯元のようです。

 さらに進むと黒い板壁の家が並ぶ場所に。木の表面を焼いて黒くしているのかな?
 常滑市陶芸器会館からのんびり歩いて10分弱、だんご茶屋があったので3本買って、一本ずつ食べました。

 醤油だれをかけて焼いたみたらし団子。一本70円です。美味しかった。
 黒い壁の家だったり、土壁の家だったり(しかも崩れてる)と昔ながらの家々が並ぶ散歩道。車が来るような道もありますが、写真のように狭く自転車か歩行者しか通れないような道もありました。

 ちょっと横を見るとやっぱり土管がコンクリートの代わりに使われてます。
 廻船問屋「瀧田家」が観光地として有名のようですが、300円の料金がかかるので今回は見送り。

 散歩道は瀧田家の裏側に続いているので、そちらに向かうと壁が焼酎の土瓶になってました。道路も焼き物だし・・・。
 常滑市陶芸器会館から徒歩20分、とうとうやきもの散歩道のクライマックス、土管坂に到着。左の壁は土管、右の壁は土瓶、道路も土瓶か何かを輪切りにしたようなものが並んでいます。
 ここは雑誌なんかにも紹介されてかなり有名な場所のようです。初老のおじさんおばさんが三脚建てて、一眼レフで一生懸命写真を撮ってました。クマ兄さんは手持ちでパチリ。
 土管坂はやはり大人気で、ずっと写真を撮るための場所取りで混雑しているので早々に退散。

 やきもの散歩道を歩いて行くと、土管坂以外にも味のある場所がたくさんありました。
 散歩道の半分くらいに差し掛かったところで、登窯広場という小さな公園がありました。その広場の脇には水琴窟という音を楽しむ仕掛け。水をかけると、地中に埋めたカメの中に水が滴りキーン、という音が鳴ります。それが楽しくてネコ娘は水をかけまくり。
 次は登り窯の見学。日本六古窯の一つである常滑を代表する見どころです。

 この登り窯の煙突は10本あり、両隅にいくごとに順に高い煙突になっています。これは、通気性を利用して窯の隅まで均一に焼けるように考えられたものだそうです。

 ちなみに六古窯とは・・・ここ常滑焼のほかに、瀬戸焼、越前焼、信楽焼、丹波立杭焼、備前焼のことを指すそうです。
 登り窯の周囲は屋根がかかっており、雨の日でも作業できるようになっています。この登り窯では明治時代には薪や松葉が燃料に使われていましたが、明治の後半頃になると焼き物の需要が増え、燃料として石炭が使われるようになったそうです。いろいろと登り窯も改良されていったそうですが、全室で焚き終わるのに11日ほどかかっていたそうです。なので、雨が降ろうが風が吹こうが作業できるようになっているんです。
 上は散歩道周辺で見つけた招き猫。他にもたくさんの招き猫がいました。
 常滑は日本一の招き猫の産地なんだって。

 それから、左は散策中に見つけたズボらな焼き物屋。窓にお金の投入口が設置してあって、セルフ販売になっています。一個100円で湯飲みなどが売られていました。安いけど・・・。
 ふらふらと散歩道を歩いていると見かけたレンガの煙突。なんとなく焼き物の町って雰囲気。今も使われているのかなぁ?
 のんびり歩くとあちこちに土管や土瓶が積まれています。と思ったら壁に使われているのは、石器時代のお金?大きな五円玉みたいなのが壁に貼られています。これも焼き物。それと白い棒みたいなものも意外と焼き物のよう。送水管のよう・・・。
 さらに進むと倒焔式角窯というのがありました。昭和33年から昭和47年ごろまで使われていた窯だそうで、酒・酢・ソースのメーカー向けに1斗瓶や漬物用の広口瓶(カメ)を焼いていたそうです。また、昭和38年ごろからは公共下水道用の厚陶管も焼いていたとか。
 今は完全にオブジェとなってしまっていますが、敷地内にはパン屋さんが営業していました。このパン屋さんでラスクを購入。この間の九州旅行の時に飫肥で食べたラスクが美味しかったので、ついつい惹かれてしまいました。
 倒焔式角窯の近くには陶芸家のギャラリーが集まる場所がありました。ネコ娘が商品に触って壊すのが怖かったので中には入らなかったのですが、店の外にも変わったオブジェが展示してあって面白かった。
 店の横を歩くと、店内からはタコやカメの焼き物が覗いています。店内も面白いのかな?ネコ娘が大きくなったらまた来よう。

 お店が並ぶ一帯を抜けると、急な坂道(上)。これを登りきると、ちょっと見晴らしが良い場所になっており、煙突がたくさん見えました。あちこちで煙が上がっていた時代があったのだろう、という風景。

 やきもの散歩道は一時間ほどで終了。ちょっと寒かったけど、陽が当たっていればポカポカして気持ちいいコースでした。やっぱり冬は南に来て陽の光を浴びないとね。

 この時点で15:30。このまま帰るのももったいないので、セントレアでも行こうか、それともせんべい工場でも見学しに行こうか・・・。ペンギン姉さんに聞いたらせんべい工場!って即決でした。



えびせんべいの里
 常滑から車で20分ほどのところにあるえびせんべいの里美浜本店へ。

 知多半島道路の美浜ICのすぐ横にあり、交通の便もとてもよい場所。

 観光バスもたくさん来ていて、ツアーなどの最後のお土産スポットになっているみたいです。
 店内に入るとものすごい大混雑。袋詰めされたせんべいがワゴンに山積みになっており、その前には試食のせんべいが並んでいます。試食は食べ放題。みんな食べまくり、そして買いまくり。そんなに食べなくたって・・・と思いながら一枚試食をしたら美味しい。ちょっと違うのも食べてみるか・・・と別のせんべいに手を伸ばすとそれも美味しい!しまいにはせんべいを鷲掴みにして食べながら歩き回っていました。
 ある程度せんべいでお腹が満たされたら軽く工場見学。土曜日の夕方なのにラインが動いていました。食品工場だけあって割ときれい。でも、ビール工場ほどじゃないかな。

 それにしても焼きたてのせんべいも美味しそうだ。
 このお店?工場?は販売&試食コーナーもすごいけど、休憩コーナーもすごい。お茶やコーヒーが無料で飲めます。売店もあっていろいろ売っているようですが、せんべいでお腹いっぱいなので何も買いません。コーヒー飲んで一段落したらお土産用のせんべいを買って、再び試食。
 今日は夕飯いらないかも。

 と、こんな感じでえびせんべいの里を満喫して今日の旅行は終了(16:36)。



 美浜ICから知多半島道路に乗り北上。頑張って走れば今日中に帰れるかも、と思ったのですがかなり眠い。やはり3時起きでは夕方頃に睡魔が襲ってくるね。名古屋高速なんかほとんど記憶が無い。ハッと気づいたら速度がかなり落ちてたこともあったりして・・・。ヤバいので東海北陸道の川島PAでちょっと仮眠、のつもりが40分くらい寝たかな。でも、かなり体力が回復したので車を発進させます。

 東海北陸道の岐阜側最後の大型SAであるひるがの高原SAで再度休憩。お腹が空いてきたのでコンビニでお弁当を買って夕飯にしました。

 そして、21:45に自宅着。意外と早く帰ってこれたな。名古屋って富山からの日帰り圏内だったんだね。



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