越前カニツアー
2004.1.31-2.1
カニが食べたい!!温泉に行きたい!!
そんな欲求を満たしたくて、三日前に旅行に出ることを決意。前々から調査していたペンギン姉さんの情報を元にカニと温泉のある民宿の予約を取り行ってきました。 最初に立寄ったのは石川県の山中温泉。かなりの山奥です。ちょっとだけお散歩もしましたが、あまり見るところなく写真もほとんど撮っていません。温泉に立寄ったらもっと面白かったのかもね。 |
越前丸岡城 |
次に訪れたのは福井県丸岡町にある丸岡城です。この丸岡城は現存する天守閣の中で一番古いものなんだそうです。特徴として通し柱を持たない、屋根に石瓦を使っているなどがあります。昭和9年に国宝に指定されたのですが昭和23年の福井大震災で倒壊し、昭和25年に重要文化財の指定を受けて昭和30年に修復されたそうです。 |
左は狭間(さま)。天守門などの壁面に開けられた小さな穴のことでここから鉄砲を撃ったり矢を射ったりするそうです。右は石落とし。文字通り、石垣を登ってくる敵に石を落とすための場所。 |
最上階より町並みを望む。丸岡の町の中にある小山の上に建っていることもあり見晴らしは最高。殿様はここから町並みを眺めていたことでしょう。 |
左はしゃちほこ。木でできています。右は上の階に移動しているペンギン姉さん。とても急な階段なので登るのに苦労していました。昔の殿様は着物でこの階段を登っていたのでしょうか? |
次に訪れたのは永平寺。有名らしいですね。クマ兄さんはほとんど知り ませんでした。それでも、時々名前を聞いていたのでいつか言ってみよう と思っていたので今回行って見る事にしました。 |
永平寺 | |
永平寺は今から約760年前に道元禅師によって開かれた座禅修行の道場です。現在は曹洞宗の大本山として、僧侶の育成と檀信徒の信仰の源になっているそうです。ここでは、修行僧にカメラを向けてはいけません!タイと同じだね。 | |
入ってすぐは割と近代的な建物で す。鉄筋コンクリート造りだしね。 |
ながーい階段。これを登るのも修 行のうち?若いお坊さんが重い荷物 を担いではぁ、はぁ言いながら登って いました。 |
承陽殿。道元禅師のお墓で日本曹 洞宗の聖地。一般のお坊さんもこれ 以上は入れません。位の高いお坊さ んだけが入れるんだそうです。 |
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法堂(ほっとう)。説法の道場で、朝 のお勤めなどもここで行われるそう です。 |
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法堂から仏殿方面をパチリ。太陽 の光で雪が解けとても気持ちの良い 日でした。 |
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仏殿。欄間には禅宗の話が彫られています。 | |
永平寺の名物「大すりこぎ」。ちょ っとわかりにくいかなぁ。柱のところ にかかっているんだけどね。 |
山門に安置されている仏教の守護 神の四天王(のうちの二体)。 |
祠堂殿。一般の人の納骨や供養 を行っている場所。クマ兄さんが訪 れたときにもお参りをしている人が 居ました。立ったり座ったりするお参 り(お祈り?)はタイの仏教を思い出 させる様式でした。 |
吉祥閣(研修道場)にある像。やっぱり仏教では象さんは神の使い。お釈迦様(?)が象さんに乗っているのは日本もタイも同じです。左の写真は吉祥閣の入り口にあった棚。まるい座布団のようなものが山積みになっていました。禅を組むときに使うようです。 |
駐車場が1時間400円の場所に止めたため急いで廻りました。もっとゆ っくり見たかったんだけどな。ここを1時間で見ると修学旅行のようなせわ しない観光になってしまいます。駐車場は良く選びましょう。 永平寺を後にしたクマ兄さんとペンギン姉さんは越前海岸を通って本日 の宿に向かいました。 |
呼鳥門 | |
左は鳥糞岩。崖の先端が海鳥の糞で白く見えることからこのような名前がついたそうです。右は呼鳥門。天然の洞窟を利用したトンネルだが、落石が多く危険なため平成14年3月で通行禁止。通行止めから1年しか経っていないのにかなりの落石がありました。危険! |
弁慶の洗濯岩 | |
日本各地で見られる洗濯岩。ここの洗濯岩は小ぢんまりとした洗濯岩でした。国道305号線沿い。駐車場完備してました。 |
料理民宿 ニューいそや | |
温泉付きでカニが食べられる宿をインターネットで検索してヒットした宿。温泉は温泉ですが、お風呂は洗い場が三人分、浴槽も三人入ったら満員!という小さなお風呂でした。これで1万6千円!?やられたかっ?と思ったのですが、料理は最高!!1万6千円の価値ありでした。(ニューいそやはここから) |
基本料理。お刺身なども美味しい。 | カニ刺し。ぷりぷり。 | 焼カニ。甲羅にはたっぷりのカニミソがのっています。最高! | ||
焼ミソを食べた後には日本 酒をいれて甲羅酒。これが最 高に美味かった。三杯いただ きました。 |
焼カニ(足編)。軽く焼くことでカニの甘味が出てきます。身が甲羅からほろほろ取れて食べやすい。 | |||
カニ鍋。カニミソ2杯分を出汁にといて、後は少しずつ食べる分だけ煮て食 べます。煮過ぎると味が落ちちゃうからね。野菜にもカニの出汁が染みて 最高の鍋です。 |
鍋を食べた後は、残った汁で雑炊 に。カニの出汁ですごくウマイ。カニ ミソたっぷりの雑炊でした。 |
最後にお吸い物が出て終了。クマ兄さんはカニの実をほぐして食べる のが面倒で、カニよりもカニ蒲が好き、なんて言ってた事もありました。 最近ではタラバガニが一番美味しいカニだと思っていました。でも、この 鍋を食べたら越前かに(ズワイガニ)が一番!と思っちゃいました。二人 で3杯の越前かにをたいらげました。かなり贅沢。 |
翌日は越前松島水族館へ。ニューいそやの目の前でした。 |
越前松島水族館 | |
小ぢんまりとした水族館。入館料は最近値上げしたそうで1300円(大人)。いろんなところで割引券が手に入るので持っていきましょう。 | |
ゴマちゃん。ふれあいコーナーではゴマちゃんにタッチできます。ぶよぶよしていました。皮下脂肪が多いんだって。 | |
イルカショー。ここ最近の大雪でイルカ達も落ち着きが無く、ショーの演目をこなせないんだって。飼育員も大変だね。 | |
日本の水族館の定番ペンギン、フンボルトペンギン。餌を食べた後、外によちよちお散歩します。ペンギンのお散歩は兵庫県の自然水族館 Sea Zoo以来です。 | |
かわいいフンボルトペンギン。この他に特別室にはキングペンギンとイワトビペンギンも居ました。小さい水族館の割にはペンギンが多くいました。ペンギンファンにおすすめの水族館です。 | |
←ミズダコのタマゴ。ぶどうの房みたい。 | |
シーアップルというんだそうです。なまこの仲間らしい。赤い触手の部分でプランクトンを捕まえて食べるそうです。 | |
小さい水族館でしたが、地方のこういう水族館ってその地方の地魚を展示しているので結構面白い。磯釣りをするクマ兄さんは「あっ!これ釣ったことある」「これ、このあいだ食べたよね?」とペンギン姉さんに熱く語ります。このような釣り師は多いんじゃないかな? |
丸岡藩砲台跡 | |
県道7号線沿いに看板があったので寄ってみました。砂浜を望む岬に石垣が積んであり、砂浜に上陸する敵を監視できます。きれいな海岸で見晴らしも良い場所でした。寒くなかったらもっと良かった。 |