豊田、半田


2003.06.21


 今回は愛知県で味噌カツを食べよう!!ということで愛知県に行ってきました。帰りに下呂温泉まで寄
ったのでなかなかハードなドライブでした。



トヨタ博物館
 いつもどおり金曜日の夜に家を出て、深夜に目的地近くで車中泊。今回の目的である味噌カツは昼食にする事にしたので、午前中はトヨタ博物館に行ってきました。左の写真はトヨタ博物館の入り口に展示されている昔のバス。かわいいですね。このバスを見て懐かしい!と想った貴方、年齢がばれてしまいますよ。
 左はトヨタAA型乗用車。1936年に発売を開始し、1943年まで1404台が製造されたそうです。当時はアメ車のフォードとシボレーが日本の自動車を席巻していた時代で、日本の会社が日本向け大衆車を作った挑戦的な車です。

 エンジンの排気量は3389ccで69ps。今の車と比べればとっても非力。
車の歴史を語るにははずせない一台。クマ兄さんはこの日初めて実物を見ました。
 1970年の大阪万博にスズキがユアサと共同で開発した電気自動車。大阪万博の会場内のパトロールなどに使用されたそうで、一回の充電で50kmほど走れたそうです。ただし20km/hくらいで。
こんなものまで展示されていました。これも車ですね。これは本物だったんでしょうか?本物ならばかなり貴重なもの。
 トヨタ博物館の様子。
 ビュイックに愛国式ガス発生装置を載せた木炭乗用車。木炭からガスを発生させて、エンジンに送り込み走ったそうですが出力はガソリンの半分くらいだったとか。
 大統領専用車のパッカード・トゥエルヴ。ルーズベルト専用車です。装甲車並みに防弾補強をしているとか。エンジンは12気筒。出力175ps。
 フランスのドラージュが作った高級ツーリングカー。青い色が美しい。タイヤの側面が白なのもフランスならでは。
 日本ならではのスバル360。てんとう虫という愛称で親しまれた車だそうで、生産が終了してから40年ほど経っていますが今でも稼動車があるそうです。ときどき普通に走っている、という噂も。
 1961年から製造された312型のダットサン・ブルーバード。トヨタ・コロナとのBC戦争は有名ですな。
 数々のレースでも活躍したB10型。直列4気筒1000cc。初代サニーの後期型です。ちなみにクマ祖父さんは四代目サニーB310型に乗っていたような。
 うーん、ボディがきれいなシルビア。でもちょっとサメっぽい?
 トヨタ2000GT。クマ兄さんは始めてみました。かっくいー!!こんな車乗ってみたいなぁ。
 こっちはコスモスポーツ。クマ兄さんが小学生の頃、隣のクラスの先生が乗ってた車だな。1967年から1972年まで販売され、その価格は148万円。当時のフェアレディ2000が90万円くらいだったというから高級車の部類だったんだろうな。最高速度は200km/h出たそうです。
 上は二代目となるスカイラインGT54型。レースで大活躍した車ですね。キャブ3連装など

 このトヨタ博物館は非常にきれいでびっくり。コンパニオンのお姉さんもたっぷり。トヨタのすごさを感じました。



 午後はトヨタ博物館に置いてあったパンフレットの中から博物館「酢の里」に行ってみようということになりました。パンフレットによると要予約。お昼頃に電話してみると当日でもOKとのこと。2時に予約を入れて半田市に向かいました。



成田屋 半田駅前
 トヨタ博物館から酢の里までカーナビで検索したら約1時間20分。トヨタ博物館の出発が11時半くらいだったので、半田市まで移動し、巣の里の近くでお昼を取ることにしました。ところが、なかなかお店が見つからず半田駅近辺をうろうろしていると一軒の定食屋。よーく見てみると看板の横に味噌カツ定食の文字が。というわけで成田屋さんに入ってみました。入ってみるとここは老人憩いの場。おじいちゃんとおばあちゃんばっかりです。失敗か!?と思いながら味噌カツ定食を二人前注文。出てきた味噌カツが右の写真です。食べてみると肉はやわらかく、味もよし。値段は一人前900円。非常に大満足の昼食でした。そして成田屋様お見逸れしました。



博物館「酢の里」
 ミツカンの半田工場横にある博物館。近くに来るとすっぱい匂いが立ち込めています。工場の壁は黒く塗ってあり趣有り。博物館の中ではお酢の作り方が学べ、お酒とお酢の作り方の違いなど詳しく説明してくれます。この博物館も結構面白くて、危うく帰りにお酢を買ってしまいそうでした。
 右はお寿司。酢飯の作り方・・・昆布などで出汁をとった水でご飯を炊き、酢、砂糖、塩、みりん等を混ぜ合わせたあわせ酢をまぶす。熱いご飯にあわせ酢をかけ、うちわなどで扇ぎ冷ましながら、酢の香りがとばないように混ぜる。



 って感じらしい。酢飯の良し悪しが寿司職人の腕の見分け方。
 発酵樽の表面にクモの巣のような膜が張っていますね。これが酢酸菌膜というものだそうです。アルコールをアセトアルデヒドに、そして酢酸に酸化する菌ですね。というような酢酸の作り方を学べる博物館でした。

右はミツカンの倉庫。運河沿いに並んでいます。



せっかく愛知に来たので名古屋城によってみました。



名古屋城
名古屋城に来たのはいいのですが、強烈な睡魔に襲われました。このときPM4:00。お堀の脇で仮眠をとることにしました。愛車のセレナの2、3列目は常にフラット。いつでもお休みできます。金のシャチホコをみながら30分ほど仮眠しました。



帰り道に犬山城のすぐ脇を通ることを発見。(地図を見て)。ちょっとよってみました。



犬山城
 犬山城に行こうとしたら猿田彦神社というのがありました。猿田彦神社ってたしか三重の伊勢神宮にあった神社じゃなかったっけ?たしかに、看板に伊勢の分神って書いてある。猿田彦神社っていうのは猿田彦っていう神を祀っているそうですが何のことやら良くわかりません。犬山城への近道ってことでちょっと通ってみました。
 そして、犬山城に行こうとしたら・・・時間切れ。公開時間を過ぎてしまいました。残念です。
 左上は犬山城を見ることができなくて残念がっているペンギン姉さん。

 この犬山城は現存12天守のうちの一つ、しかも国宝に指定されている4天守(国宝4城)のうちの一つです。せっかく来たのに見れないなんて・・・。

 ちなみに国宝4城のうちで行ったことがあるのは松本城と姫路城。犬山城と彦根城はいまだに行けてません。



クマ兄さんは帰りに温泉に入りたい!!とおもい、下呂温泉に立ち寄りました。



下呂温泉
下呂温泉街を徘徊した結果、梅楽亭というお
店に行き着きました。
 クマ兄さんはついついお肉も食べたくなって、飛騨牛のホウバ焼御膳。ペンギン姉さんは純粋なホウバ焼御膳。飛騨牛が超美味でした。焼けた味噌も香ばしい。本日、食べ過ぎました。



 食事後、温泉に入り、車の中でドラマ「ER」をみてから帰宅しました。家に着いたのはAM2:30。なかなかハードでした。




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