二日目 大佐渡


2004.7.10


 この日は佐渡島の北部をドライブ。道が細いので運転が大変でした。



羽吉の大クワ
 県道45号線沿いを北上していると両津市街からでてすぐのところに看板が出ていました。いってみて、何がすごいのかも良くわからない木でしたが、説明によると樹齢1300年の大木で国指定の天然記念物にもなっているそうです。



佐渡の風景3
 県道45号線に戻ろうとしたら道に迷ってしまいました。突き進むと柿の木の農園に入ってしまいました。ここでおけさ柿が作られているんだね。



佐渡の集落
 こんな感じの集落が所々に点在していました。色の変わった壁がなんともいえない味を出しています。



二ツ亀、大野亀
 佐渡島の最北にある三つの亀。左写真が二つの亀が寄り添っている二ツ亀で右写真が大野亀。二ツ亀周辺はキャンプ場になっておりレクリエーションの場所には良さそうでした。大野亀の周辺は散策コース。ちょっとしたお散歩に最適です。



佐渡の風景4
 佐渡北西部のある岬。ふらっと寄ったのでどこだか良く覚えていません。佐渡にはこのような場所がさりげな〜く点在しています。



平根崎波蝕甌穴群
 世界有数といわれる平根崎の波蝕甌穴群。この甌穴は波が岩に当たって、渦を巻いて落ちていく力でできたと考えられているそうです。どの穴だか分かるかな?一番右の写真にちっちゃく丸い穴があるのが分かるかな?この穴を見に行くのに真中の写真のような斜面を降りていかなければなりません。結構大変だったよ。



尖閣湾
 尖閣湾は海岸段丘が日本海の絶え間ない荒波によって削られてできた物なんだそうです。昭和7年に文部省の天然記念物調査委員がこの地を訪れたときに世界一と呼ばれている北欧ノルウェーのハンダンゲル峡湾にも劣らないと尖閣湾と名付けたそうです。う〜ん、見事!
 尖閣湾の周辺は揚島遊園という園地になっていて、尖閣湾を見るのに入場料がかかります。自然を見るのに入場料もなんだかね〜?と思ってしまいますが是非見たいので入園。入ってみると佐渡で唯一の水族館もありました。でも、入ってみると水族館というよりは水槽が並んでいるだけ、という感じ。水族館の二階はなぜかテレビドラマ「君の名は」の資料展示をしていました。



道遊の割戸
 相川の町から佐渡金山方面へ山道を登っていくとぱっくりと二つに割れた山が見えてきます。道遊の割戸といわれるているそうで、相川にゴールドラッシュを引き起こすきっかけとなった山なんだそうです。なんでも金山を試掘するための露天掘りの跡で地表に金鉱脈が見つかり、掘り進んでいったら山が割れてしまったんだそうです。



佐渡金山
 佐渡金山は1601年に発見され徳川家康の手で開発されました。平成元年の3月に採掘が中止されるまで約400年も掘りつづけられました。鉱山としては異例に長い寿命だったそうです。17世紀の採掘量は世界で3本指に入るほどの鉱山だったとか。そんな金山の坑道跡に等身大の人形を使って金の採掘の様子を展示しています。さすがに坑道の中、訪れたときの気温は12℃。外は30℃を超える暑さだったのに。半袖短パンだったクマ兄さんとペンギン姉さんはすっかり凍えてしまいました。
 ペンギン姉さんが挑戦しているのは金の延べ棒を箱から取り出すゲーム。片手が通るだけの丸い穴から金の延べ棒を取り出すと記念品がもらえるそうです。普通の人の手では片手では持ち上がらないほど金は重い!!っていうのを体験できます。ちなみに力自慢のクマ兄さんの手では丸い穴を腕が通りませんでした。



航空自衛隊 佐渡分屯基地
 佐渡金山から大佐渡スカイラインを上っていくと見晴らしの良い白雲台・・・のはずでしたが雲が出てきて何も見えず。そのまま大佐渡スカイラインを降りていくと自衛隊の施設が突然現れました。よく見ると今は無き(?)F1支援戦闘機が展示されているではないですか!後から調べるとここには航空自衛隊の佐渡分屯基地があるそうです。ここの任務は、外国の航空機が我が国の許可なく領空に入らないよう、レーダーで見張りをしているんだそうです。



佐渡空港
 佐渡空港唯一の路線が新潟-佐渡間で飛んでいます。航空会社は旭伸航空。使用機材は右写真のType Britain Norman BN-2B-20。乗客は9人しか乗れません。せっかく佐渡空港に来たのでトイレを借りておきました。



佐渡の風景5
 この写真は加茂湖の奥のほう。牡蠣の養殖をしている漁師さん?が使う船着場です。近くには牡蠣の殻が山積みにされた場所もありました。



国見荘
 旅行ガイドブックに載っていた民宿「旅荘 国見荘」。民宿のオヤジさんと女将さんが文弥人形の遣い手です。文弥人形が食堂兼大広間に飾ってありました。しかも、宿は山下清画伯(裸の大将)のお母さんの実家。山下清の作品もたくさん飾ってありました(左)。
 予約時に文弥人形は見れますか?と聞いておいたら女将さんが体調を崩しているようでたぶん無理との返事。もしかしたら見れるかもと思って宿泊してみたらやっぱり無理でした。でも、話の好きなオヤジさんが山下清画伯ののことを中心に夕飯の最中、ずっと話をしてくれたので面白かったです。次に佐渡に来ることがあったらまた泊まってみたいお宿でした。



一日目
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