三日目 石垣島

2004.5.1



 本日は石垣島一周ツアー。ドライバーはクマ兄さんです。石垣島を一周した後、とうとう八重山諸島とお別れ。沖縄本島に移動します。



バンナ岳森林公園
 今回の旅行に出発する初日の朝、目覚ましテレビを見ていたらチカちゃん(お天気お姉さん)がレポートしていたので来ちゃいました。石垣島を一望できる展望台があります。この日はちょっと雲が出ていたのですが、それでもきれいな海は十分堪能できました。



唐人墓
 1852年、イギリス船の奴隷だった中国人が暴動を起こし、石垣島に逃げ込む事件が合ったそうです。島人達は中国人達をかくまったそうですが、イギリス兵が見つけ出し128名が殺害されてしまったそうです。この唐人墓は殺害された中国人をまつったお墓です。周囲はきれいに整備されていましたが、竹林には右上写真のような「ハブに注意」の立て看板がありました。ちょっと怖い?この唐人墓の横には黒砂糖を作っているお土産屋さんがあり、サトウキビを搾り、煮詰めて固めるという工程を見学できました。美味しい黒砂糖も売ってます。



マーミヤかまぼこ
 八重山の海の幸を使ったかまぼこ屋さん。モズク、アーサ、ひじきなどを使ったかまぼこがとても美味しかったです。お店では食べられないのでばら売りしてもらって唐人墓のベンチでいただきました。黒米をかまぼこで包んだおにぎりかまぼこもかなり美味しい。ドライブのお供に最適ですね。



八重山民俗園
 八重山文化が保存されている八重山民俗園。石垣島の西部、緑に囲まれたところにあります。左上が入口。右上が沖縄の伝統的な民家である牧志邸。大正12年に建てられた赤瓦建築で、鉄釘を一本も使っていない建物だそうです。左は遠見台からの景色。とってもきれいな海を一人占め。最高!!
 左上は森田邸の縁側。昔の祖父の家を思わせる光景です。でも、祖父の家には右上のような赤瓦とシーサーはありませんでした。
 八重山民俗園にはリスザルの森もあります。餌を持って入ると写真のようにサルが集まってきて餌を奪っていきます。でも、このリスザルは爪が無いのでぜんぜん引掻かれなかった。結構かわいいね。



川平湾グラスボート
 石垣島の北西部に位置し、石垣島というか沖縄を代表する景勝地、観光スポット。エメラルドグリーンの海にグラスボートに乗って繰り出すと、そこには色とりどりのサンゴ礁を見ることが出来ます。下の写真には大きなシャコガイも写っています。分かりますか?このシャコガイは外套膜内に藻類を共生させ、この藻類の光合成で得られた栄養で生きているんだそうです。お刺身、バター焼きで食べると美味しいらしい。
 雲が出てきたのですが、それでも陽射しは強く海の色がとてもきれいでした。ここ川平湾は潮の流れが速く、海水浴は出来ないそうです。



米原ヤエヤマヤシ群落
 石垣島北部にある天然記念物のヤエヤマヤシ原生林。根元はもじゃもじゃの根っ子がはえてます。夜中に歩いたりして。



吹通川のヒルギ群落
 県道79号線を走っていると吹通川を渡る橋があり、駐車場が整備されているのですぐに分かります。きれいなマングローブで川で泳いだり、川辺でバーベキューなどをしている人もいました。



伊原間サビチ洞
 石垣島の隠れ観光スポット、伊原間サビチ洞。ここは、日本で唯一海に抜ける鍾乳洞です。左上は入口。この鍾乳洞は石垣島が出来た三億七千万年前頃に海底から浮上してきたと考えられています。右上の壺は耳壺といわれるもので、豚の脂や塩などを保存するのに使われたものです。
 左上写真のような鍾乳洞を進んでいくと・・・、右上写真のような出口が、そして・・・。
 鍾乳洞を抜けるとそこには絶景が!人っ子一人居ない砂浜があります。そして、澄んだグリーンの海が広がっています。



昼食
 石垣島一周ドライブをしていて感じたのは食事の出来るお店が少ない、ということです。クマ兄さんとペンギン姉さんは優柔不断なため最初に見つけたお店にはまず間違いなく入りません。次にもっといいお店があるかも、と考えてしまうからです。しかし、石垣島でこれをやってしまったためなかなか食事にありつくことが出来ませんでした。なんとか2時半頃浜遊という食堂を見つけ、メニューを見るとそこにはナーベラーチャンプルの文字が。クマ兄さんは迷わず注文しました。(ちなみにペンギン姉さんは八重山そば)。ナーベラーとはへちまの事。こんなところでナーベラーチャンプルに出会えるとは。食べてみると、以外にもお麩のようなやわらかい食感で、大きい種がやわらかく、ほとんど青臭い感じのしないものでした。美味しいね。これは食べてみる価値あります。このお店は県道206号線沿い平久保地区にあります。



平久保崎
 石垣島最北端にある平久保崎灯台。とってもきれいな海が広がります。レンタカーを借りて石垣島を一周する人はぜひともこのきれいな海を見に行くことをお勧めします。



玉取崎展望台
 エメラルドグリーンの海とハイビスカスが栄える展望台です。美しい山並み、沖合いまで広がる環礁がとても美しい。ここから見て、南国の砂浜の波が小さい理由がわかりました。沖合いまで広がる環礁が防波堤の役割をしていたんですね。



さよなら石垣島
 とうとう石垣島を発つときが来てしまいました。空港に行く前にマックスバリューでお土産を買いまくり(クマ兄さんとペンギン姉さんは地元のスーパーでお土産を買います)、レンタカーを返して空港へ行きました。この小さな空港、また来たいなぁ。



 那覇空港には19時頃に着き、ゆいレールに乗って美栄橋まで移動。ホテ
ルにチェックイン。夕飯は国際通りに繰り出すことにしました。



居酒屋 天
 国際通りを歩いていたら、客引きの多さにちょっとびっくり。石垣島を中心に離島を観光してきたので那覇の都会ぶりにちょっと感動!国際通りは人も車も多いねぇ。沖縄料理が食べられるお店を探していたら客引きのお兄さんに安くて美味しいよ、と言われこのお店にしました。
 左上写真はミミガー、豆腐よう、じーまみ豆腐、うみぶどう。右上がヒラヤーチ。ミミガーは豚の耳。中心に軟骨があって変わった食感。豆腐ようは豆腐を泡盛と麹菌で発酵させたもの。辛くてすっぱいチーズのような味。泡盛に合います。じーまみ豆腐はピーナッツで作った豆腐。ぷりんぷりんしててこれもなかなかいけます。うみぶどうはぷちぷちとろー、っとした食感が良いね。ヒラヤーチは薄いお好み焼きのようなもの。特に変わった食べ物ではないね。
 左上がサラダ。なんてこと無いサラダでした。右上はグルクンのから揚げと麩ちゃんぷる。グルクンは塩焼きよりもから揚げのほうが万人受けする魚ということが分かりました。美味しかった。麩チャンプルもなかなか美味しい。ま、麩をつかった炒め物なんだけどね。
 左上がもずくの天ぷら。沖縄ではもずくを酢の物のほかに、天ぷらや味噌汁にして食べるそうです。天ぷらは微妙。不味くは無いんだけどもずくってそれ自体にあんまり味が無いから、ふぅん、っていう感じの食べ物でした。右上はラフテー。三枚肉の煮付け。酒好きの人はこれでお酒がかなり進むのでは。クマ兄さんはご飯が進みます。
 この天というお店、そんなに悪く無かったです。そこそこ安かったしね。目的のお店が無かったら行ってみても良いんじゃないかな。



国際通り
 夜の国際通り。人も車も多く、大混雑です。GWの真っ最中だからかな。ほのぼのとした離島、賑やかで活気のある本島(那覇しかまだ見てないけど)、沖縄の奥深さに感動です。



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