二日目 大歩危、小歩危
2001.12.30
琴平に泊まって長距離ドライブの疲れを癒したクマ兄さんとペンギン姉さんは金刀比羅宮、大歩危小歩危、祖谷渓と訪れました。 |
金刀比羅宮 | |
こんぴらさんの愛称で親しまれている金刀比羅宮の参道入り口。あいにくの小雨ですが、観光客が少なくてよかったです。観光客が少なかったのは年の瀬だったからかもしれないけどね。 | |
左はこんぴら狗ゴン。犬にこんぴら参りを代参させるという江戸時代の風習にちなんで作られたキャラクター。右は御書院入り口の門。 | |
御本宮。檜皮葺きの社殿で、大物主神と崇徳天皇を祭っています。海の神様として有名ですが、五穀豊穣など他の願いもかなえてくれる万能な神様です。 | |
帰る頃には雨はやんでいました。クマ兄さんとペンギン姉さんは普段の行いが良いからね。参道はかなり急な坂道なので駕篭を利用している人もいました。クマ兄さんはお土産にこんぴらさん名物の黄色のお守りを購入しました。2004年2月現在でも車に付けています。 | |
大歩危、小歩危 | |
大股で歩いても小股であるいても危険なことからその名がついた大歩危小歩危。国道32号線をドライブすると吉野川が刻んだ深い谷の中を走ることになります。大歩危小歩危を見ながらドライブしているとちょうどお昼になったのでレストラン大歩危峡まんなかの駐車場の隣にあるそば屋さんに行きました(名前は忘れてしまいました)。この辺りはそばで有名なんだね。美味しい手打ちそばが食べられました。また、四国のうどん屋やそば屋には必ずといってよいほどどこのお店にもおでんがあります。しかも自分で食べたいおでん串をセルフでとる形式。これがどこのお店でも味がしみていて美味しい。このシステムは全国に広がってほしいなぁ。 |
祖谷渓 | |
四国山地をV字に切り込む断崖絶壁の根元を流れる深い渓谷の祖谷渓。国道32号線から西祖谷山村方面へ県道に入り、さらに西祖谷山村から祖谷渓方面へ向かっていくとすれ違いも困難な場所があるほど狭い道になります。この道をしばらくすると絶壁の際に小便小僧が見えてきます。かつて祖谷の子供達が度胸試しをしたという逸話にちなんで作られたとか。クマ兄さんはこんなところに立てません。左写真のペンギン姉さんが立っている場所でも崖のすぐ間際で、ガードレールが無かったら近寄るのも怖い場所です。右の写真は祖谷渓と小便小僧を撮ったものですがちょっとわかりにくいね。心の目で見てください。 |
祖谷のかずら橋 | ||
野生のシラクチカズラを火であぶりながら編んで造った、祖谷川にかかるつり橋。日本三奇橋の一つ。国の重要有形民族文化財にも指定されています。水面からの高さが15m、全長45m、巾2m。500円。歩き出してみると上真中の写真のように隙間だらけ。クマ兄さんの足のサイズとほぼ同じ大きさの隙間が開いており、下の石が良く見えます。また、よく揺れます、この橋。ペンギン姉さんはかなりビビリながら渡っていました。 | ||
←琵琶の滝。かずら橋を渡り、2,3分歩いたと ころにある高さ50mの滝。平家の落人達が琵琶 を奏でていたという伝説からこの名が付いたそう な。きれいな滝でした。 →かずら橋は一方通行なので帰りはかずら橋 の脇にかかっている永久橋を渡ります。そこか ら見たかずら橋。 |
||
昔懐かしい?ボンネットバス。クマ兄さんの幼 少の頃の記憶にも無いようなボンネットバスが 走っていました。エンジンの馬力が無いのかす ごく大きな音を立てながら、ゆっくり坂を登ってい きました。 |
この日は祖谷渓のかずら橋を見て終了の予定でしたが、意外に早く見終わってしまい ました。大歩危小歩危で川下りの船に乗らなかったからかな?どうしようか思案した結 果、愛媛県の松山市に行って道後温泉に入ろう、ということになりました。すぐに祖谷渓 を出発し、国道439号線で西に向かいました。しかし、この国道439号線、国道とは名ばか りの極細道。カーブもくねくね、対向車とのすれ違いもやっとの道でした。さすが国道400 番代。四国をドライブする人に忠告です。この道を使う計画は立てないほうが良いでしょ う。 |
松山 道後温泉 | |
約3000年前に開湯した日本最古の温泉と伝えられる道後温泉。国の重要文化財に指定されている道後温泉本館に行ってみました。中は割と普通のお風呂でした。でも、建物は趣があって良い記念となりました。 | |
道後温泉駅前にある坊っちゃん列車の前で記念撮影(左)。右は松山の路面電車、伊予鉄道の道後温泉駅。 | |
坊っちゃんカラクリ時計の前でカメラを抱えていると、地元のボランティアガイドの人が写真を撮ってくれました。数少ないクマ兄さんとペンギン姉さんのツーショット。 |
一通り道後温泉観光をした後は松山のお土産としてハタダのタルトを買いました。柚子 風味の餡をカステラ生地で包んだお菓子です。お茶と一緒にどうぞ。かなり甘いので甘 いものが苦手の人には食べられないね。 |
一日目 | 三日目 |
四国 に戻る |