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一日目 下田

2011.4.9


  4月8日金曜日。仕事を早く終えて出発するつもり、だったが・・・仕事がなかなか終わりにできず、会社で着替えられたのは19時過ぎ。それでも普段よりはかなり早いが・・・。それから急いで家に帰り、シャワーを浴びて、荷物を積んで、出発!そして、五分後にはコンビニ突入。コンビニ弁当で夕ご飯。お腹が満足したところで本格的に出発です。時間は8:30。眠気が襲ってくるまでにどこまでいけるか!?

 まずは順調に北陸道を東進。上越JCから上信越道⇒長野道⇒中央道と走り大月JCから河口湖IC方面へ。さらに東富士五湖道路⇒国道138号線で御殿場ICへ。東名道にのって駒門PAに到着。時刻は3:00。今日はここで仮眠します。6時間半で475km。まずまずのペースかな。



駒門PA
 7:30、ネコ娘起床。移動中、ネコ娘はずっと寝ていたので朝は普通にお目覚めです。よって、クマ兄さんとペンギン姉さんも強制的に起こされます。

 トイレに行って、売店で朝御飯を物色。すると、横浜豚まんを発見。1個250円だけど買っちゃえ!。ネコ娘とクマ兄さんの分で二個購入。ペンギン姉さんはホットの飲み物だけでいいんだって。

 車に戻って豚まんを頬張る。さすが豚まん、美味しい。

 ネコ娘も1人で1個完食。かなり気に入った様子。



 軽く朝ごはんを食べて、というか食べながら?駒門PAを出発。沼津ICで東名道を降り、沼津市内を通過しつつ三島市内へ。
 三嶋大社の横を走りっていると「米」って書いた家がありました。米屋さん?



 三島市内から国道136号線で南下。途中、伊豆中央道を使い、さらに修善寺道路も使ってどんどん南下していきます。どんどん南下していくんだけど、今日は雨が強いなぁ。

 途中で道の駅「天城越え」があったので、道の駅スタンプを押すために立ち寄ります。が、豪雨・・・びしょびしょになっちゃったよ。旧天城トンネルとか行きたかったんだけど、土砂崩れとか発生したら怖いので、やめときました。



河津七滝ループ橋
 伊豆の踊り子で有名な天城峠を天城トンネルで通過し、しばらく南下すると河津七滝ループ橋が現れました。10年ぶりくらいかな、ここへ来るのは。
 クマ兄さんとペンギン姉さんがまだ千葉に住んでいた時、一泊二日の旅行で伊豆に来た時にもこのループ橋を通ったような気がします。まだこのHP作ってない時代です。ぐるぐる〜っと巨大なループ橋を回ると河津の町へはもう少し。

 このループ橋は全長1064m、高低差が45mという大きなループ橋。ただ、カーブがきついので、先の見通しが悪く、ゆっくり走らないと危険な時があります。



 そういえば、途中から国道414号線になってました。さすが400番台という国道で、ループ橋以外は割と狭い道。カーブもきついしね。そうこうしているうちに、河津方面と下田方面に分かれる交差点があり、ナビも国道414号線のまま下田方面を誘導します。その通りに進んでいくと・・・ここは国道か?というようなグネグネの山道に。一応対向車は来るから間違っていないようだけど、ほんとに国道?っていうような道。1.5車線って感じの道路で、所々は対向車とのすれ違い時に一時停止も必要な感じ。ネコ娘とペンギン姉さんが眠っていてよかったぁ。



下田海中水族館
 今日は雨も強いので予定を変更して下田まで南下してきました。その理由は、雨でも楽しめるであろう下田海中水族館に来るため。自称「水族館ウォッチャー」のクマ兄さんとしては、ここの水族館は外せません。雨も降っているし、のんびり観察したいと思います。
 入り口で入場料を払って中に入ると、浮き桟橋を渡ってアクアドームペリー号という水族館へ渡るようです。渡る途中には生簀が合って、よく見るとイルカが泳いでいました。
 アクアドームペリー号に近づくと、イルカのショーをやってました。雨がすごいけど、イルカには関係ないか・・・。水面からジャンプして飛び出してきたり・・・途中からだけど一応見ておこう。次の回を見る元気があるか分からないし・・・。
 イルカのショーが終わったらアクアドームペリー号の中へ。大きな水槽?があって、上のほうでは青魚の群れ、下の方には???。カレイにしては?と思っていたらカスザメというサメ。昼間は砂に隠れているそうです。なので、野生のカスザメを見つけるのは至難の業だとか。
 このアクアドームペリー号は実は船なんだって。総排水量1,300dの船で、そのなかに600立方メートルの水槽を設置してあるんだって。なんで船にしたんだろう・・・。
 右は魚の形の特徴を学ぶ道具。水槽の中に立方体の箱と、魚の形をしたものが入っていて、ハンドルを回してぐるぐるとその箱を回すと、水の抵抗が違うので魚の形ってすごいね〜って分かるようになっています。ネコ娘はぐるぐる回していたけど分かっただろうか?
 アクアドームペリー号の次はアザラシ館へ。

 ここでは、簡単なアザラシの説明を餌付けをやってました。アザラシとアシカの違いを説明してくれたりしてたね。アザラシには耳たぶがないけど、アシカにはあるよ、とか。

 そんなアシカの説明を聞いた後、アザラシ同士のラブラブポーズをやってくれました。可愛いけど、ちょっとやらせすぎかな。
 やっと普通の展示コーナーっぽい、シーパレスへ。

 左上はネコザメの卵殻。卵の殻の周りにドリルみたいなのがまとわりついています。これで、岩場などから流されないようになっているんだそうです。ほんと?

 右上はオオスリバチサンゴというらしい。ポリプが良く開く珊瑚として有名みたい。クマ兄さんは詳しくないけど。たしかにクラゲの幼生みたいなのがたくさん開いていたよ。

 左はヤツデヒトデ。腕がおおよそ8本あるからヤツデヒトデっていうらしい。この水槽にいたやつは9本あったけど。この人では自ら体を二分裂して再生し、二匹に増えることが可能だそうです。
 11:45からはマリンスタジアムでアシカとイルカのショー。アシカのショーは最初のうちはありふれたものだったけど、途中からお兄さんが水中にもぐって、アシカと一対一で戯れてました。これはなかなか見ることのないショーだったな。
 アシカのショーの次はイルカのショー。バンドウイルカが二頭出演です。
 このマリンスタジアムはちょっと小ぶり。そんなスタジアムでバンドウイルカが飛び回るので迫力満点。目の前でバンドウイルカがジャンプするのはすごいね。二頭でジャンプするときは、お互いにタイミングを合わせて飛んでるんだって。イルカは会話ができるらしい・・・。
 イルカのショーを見終わったところで、お腹がすいたからお昼ご飯に。と思ったら、入り口近くのレストランまで戻らないと、ご飯食べられないみたい。でも、雨が強すぎてあまりゆっくり見て回れないから、レストランまで戻ることにしました。途中、ペンギンの水槽があったので、ソッコーで写真を撮っておきました。キングペンギンとフンボルトペンギンが展示されていました。
 レストランに入り、昼食を注文。席に着くと見晴らしいいじゃん。ここからご飯食べながらイルカのショーが見えそうだ。じゃ、ゆっくり食べよう。と、いうことで、ネコ娘はお子様ランチ。
 左はクマ兄さんが頼んだサザエ丼(1250円)。右はペンギン姉さんのホタテ丼(1000円)。まぁまぁだったかな。サザエ丼はサザエがどこにあるのか良く分からなかったけど。
 昼ごはんを食べてちょっとゆっくりしていたら、イルカのショーが始まりました。ジャンプしたり、イルカの上にお兄さん?が乗ってサーフィンみたいなことしたり。

 音が聞こえないのでマッタリした雰囲気でショーを見学しました。天気が悪いとなかなか水族館も楽しめないねぇ。
 昼ご飯を食べ終わった後、ネコ娘のリクエストでアクアドームペリー号へ再び。水槽を一周。サメがマッタリと他の魚を眺めていました。餌を探していたのかな?



 雨があまりに強いのと、この水族館は外を歩く部分が多いのとで早めに撤収。雨が降ってると辛いねぇ。

 次は、下田開国博物館へ。



下田開国博物館
 水族館の次は、下田といったら開国!ということで、下田開国博物館へ。一応1号館と2号館があります。1号館から入ると、下田の太鼓祭を紹介するコーナー。右は太鼓橋といって、両側から祭りの参加者総出で押し上げ、その勢いで弧を描かせて橋を作るんだそうです。太鼓橋が上手に上がった年は神々により豊作が約束されるとか。そりゃ、必死に太鼓橋を上げるわな。
 1号館の二階に行くと吉田松陰が密航を企てて失敗した後に投獄された、平滑獄が再現されていました(左)。右は江戸幕府に献上された机?足が気持ち悪いけど。
 左も献上された望遠鏡。米使節から贈られたものだそうです。右はロシアのディアナ号のラッパ。ロマノフ王朝の紋章である双頭の鷲が刻まれています。
 途中から2号館に移ったんだけど、どこからだったか忘れちゃった。2号館で一番覚えているのが、このなまこ壁。壁になる部分に平瓦を貼り、瓦の継ぎ目に漆喰をかまぼこ状に盛り付けて作った壁のこと。目地がなまこのようなのでなまこ壁っていうらしい。その昔は日本全国で見られたそうですが、現在では日本中探して五ヶ所くらいだって。伊豆半島の下田や松崎はなまこ壁が残る数少ない地域の一つだそうです。

 一通り下田開国博物館を見終わって、最後のお土産コーナーでこれからの予定を計画しなおします。天気が悪いから、今日は思ったように観光できていないからね。まだ、しばらく雨が続きそうだし。まずは道の駅「開国下田みなと」へ。道の駅スタンプをゲットして、再び下田市内を走ります。



ペリー艦隊来航記念碑
 道の駅から石廊崎に行こうかと思ったのですが、ペリー来航の碑の案内標識を見かけてちょっと寄り道。下田港の傍らに「ペリー艦隊来航記念碑」を見つけ、写真だけ取ってきました。ペリーさんの上半身の像があり、傍らにはアメリカ海軍から寄贈された錨が置いてあります。横には日米交流150周年によせたジョージ・ブッシュ大統領のメッセージの碑がありました。火が灯されていたけど・・・なにかな?



 この後、石廊崎まで行ったんだけど雨が強いのですぐに出発。あぁ・・・明日は見学できるかなぁ。

 雨が降っていると何もできないので、とりあえず松崎方面までドライブしますか。



妻良
 国道136号線を北上していたらちょっとした展望台を発見(左)。妻良という地域を見渡せるちょっとした高台。妻良の港は帆船時代、東西航路の重要な風待港として栄えたそうです。今は、民宿と漁業の集落らしいけど。
 その妻良の町に降りてくると、山は白い花できれいでした。何の花かな?クマ兄さんは花には疎いです。
 さらに北上して、道路脇に彫刻が点々とする彫刻ラインにやってくると、桜がバッと咲いているところにやってきました。

 ここはきれいだね〜。桜のトンネルみたいだね〜。天気が良かったらね〜。



黄金崎
 松崎まで北上したんだけど、まだ夕ご飯を食べるにはちょっと早くて・・・(16:30頃)、雨も上がってきたので黄金崎へ行ってみることにしました。松崎から20分くらいかな。黄金崎の駐車場に着いたころには雨も完全に上がり、雲の切れ間から陽の光が射してきました。
 なかなか黄金色にはならないけれど、夕日を浴びてちょっとだけ山肌や岩肌がオレンジ色になってきました。
 黄金崎付近の岩石はプロピライトと言うそうで、今から約1,600万年前に安山岩や安山岩質凝灰岩が、熱水によって変質作用を受けたものだそうです。それが、風化して黄褐色になったんだって。黄金崎の岸壁の長さ92m、高さ32mのプロピライトは規模が大きくて貴重なものなんだって(右上)。
 ここも天気が良かったらきれいだったんだろうなぁ。



回転ずし ととや
 黄金崎を見て、時間がいい感じになったところで松崎まで戻ってきて夕飯にします。今日の夕飯は回転寿司。西伊豆で唯一?の回転寿司らしい「ととや」に突撃。事前にネットで調べておきました。
 18時にしてはお客さんが少ない店内。気にせず回ってくるお皿を取って食べると・・・美味しい。美味しい、美味しいってパクパク食べて・・・しばらくすると、回っているのはすでに食べた握りばかり。職人さんも奥に消えちゃって・・・なかなか次の握りが頼めなかった。しばらくして、おなかもいっぱいになってきたので撤収。おあいそも店員さんを探さないと・・・。
 美味しいんだけど・・・ちょっと残念な「ととや」でした。もう少し、サービスが良ければなぁ。きっとお客さんいっぱい来るだろうに。



かじかの湯
 夕飯の後はお風呂へ。今日のお風呂は「かじかの湯」。道の駅「花の三聖苑」にある温泉です。小さいけれど露天風呂もあって気持ちよかった。お風呂を出たら、すぐに車で寝れるのが最高。

 今日は天気が悪かったけど、お風呂が良かったので満足、満足。今日は睡眠時間が少なかったので眠たいね〜。21時は就寝です。




二日目
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