久しぶりの佐渡。前回は2004年だったので6年ぶりです。今回は、甘エビが食べたくて佐渡に行くことを決めました。いつもネコ娘が甘エビを食べちゃうので、たまには嫌っていうほど甘エビが食べたかったんだよね〜。
ということで、今回は9:30に直江津港出港のフェリーで佐渡に行くことにしました。ぎりぎりの予定はあまり好きじゃないので、5時に起床して5時半に出発。この時間に出発したら高速が事故で通行止めになっても確実に間に合います。 ということで、いつも通り小杉ICから北陸道に乗り上越ICで降りる。直江津港までの道路もかなり便利に整備されています。途中のコンビニで朝ご飯を買いつつ、直江津港へ。 |
直江津港 |
|
7:30直江津港到着。すでに数台の車が並んでいるねぇ。
チケット売り場に行くとまだ窓口が開いていなかったので、港を散策。今日、佐渡に送ってくれる船は「こがね丸」、4258t。結構大きい船です。佐渡までの二時間ちょっとの船旅なのに、この船の大きさはすごいぞ。 8時ごろ、トイレに行ったペンギン姉さんから窓口が開いている連絡を受け、乗船手続き。 インターネットで予約していたんだけど、その時の金額は車一台、大人二名、幼児一名(無料)を合わせて37,900円でした。ところが、HPに乗っていた特別割引(秋割)が適用されて25,000円でした。こりゃ、ラッキー。 |
佐渡へ出港 |
|
9:30出港。ぴったり9:30にロープを離して出港。
左は直江津港のフェリーターミナル。一日一便または二便しか出港しないのに、この施設は立派だなぁ。Webで調べてみるとやっぱり赤字らしい。昔は繁盛したのかもしれないけど・・・。 |
|
船内には佐渡島のロードマップが掲示されていました。良く見ると、新潟⇔両津航路と直江津⇔小木航路が国道350号に指定されています。さて、今日は小木に着いたらどこに行こうかな? |
|
直江津港を出港するとうっすらと北アルプスが見えました。天気が良くなって良かった。昨日までは雨降ってて天気予報もあまりよくなかったんだよね。普段の行いが良いからか? |
|
左上はエントランスに会ったイルカの像。小木町の町民一同が寄贈したものだそうです。
右上はエントランスの階段。なかなか立派。2時間ちょっとの航路に1210人が乗れる割と大型のフェリーを持ってくるところがこがね丸のすごい所か。 左はもっと国道350号線をアピールしている航路。追加の説明によるとこの国道350号線以外にも国道197号線とか国道58号線とかが全国で24路線が海上国道になっているそうです。 |
|
出港して15分、まだまだ直江津港の近くの施設が間近に見えます。直江津は割と工業が発達しているんだねぇ。
この時点で、すでにペンギン姉さんは横になってお休み中。ペンギン姉さんは船酔いしやすいので、船に乗っているときはほとんど起きません。 ネコ娘はDVDプレーヤーでディズニー映画を鑑賞中。ネコ娘は船酔いしないので、ディズニーを見るのが楽しみなのです。 ちなみに、船室はガラガラ。左写真のようにスペースたっぷりありました。 |
|
出港して2時間20分後、佐渡島が間近になってきました。実は直江津港を出港して30分もしたら佐渡島がうっすらと見えていたんだよね。でも、ここまで大きく見えるとキターって感じがする。 |
|
12:09、ほぼ定刻に小木港に到着。扉が開くときってドキドキするね〜。そしてお約束のカーナビ混乱。きちんと位置を確認するまでカーナビは使用不可。 |
小木家 |
|||
船を降りて小木の集落でお昼ご飯にしようかな。と思って、たらい舟の乗り場の駐車場に車を停めて周辺を歩いたんだけど、なんかよいお店がなかった。仕方がないので、港に戻って小木家というお土産屋さん兼食堂に入りました。
店に入ったら、フェリーで見かけた人がたくさんいました。他に食べるところないんだな。 |
|||
|
|
||
|
このお店、誰かの旅行記で釜めしが名物って見たことがありました。なので、釜めしを中心の注文しよう。
と思ったのですが、ブリカツ丼というのを売り出し中だったみないなので、クマ兄さんはブリカツ丼(左上)にしました。 右上がペンギン姉さんのいか釜めし定食。左がネコ娘のえび釜めし。定食(右上)だと茶碗蒸しが付くみたい。
釜めしは注文してから炊いているみたいで、出てくるまでちょっと時間がかかったけど美味しかった! ブリカツ丼は、甘いしょうゆだれがかかっていて、これもなかなか美味しかった。ちょっと量が少ないけど。 でも、ネコ娘の残したえび釜めしでお腹いっぱいになりました。 |
たらい舟 |
||
|
2004年に来た時も乗ったたらい舟。今回も当然乗ります。今回はネコ娘も加わって3人で乗船。
大人450円と意外と安い料金です。 たらいに乗りこむと、おばちゃんが写真を撮ってくれます。クマ兄さんが写真に写る機会が減っているので、貴重な3ショットでした。 |
|
簡単そうにおばちゃんが沖に漕いだ後、みんなに順番で漕がせてくれます。
クマ兄さんやペンギン姉さんはあれこれと自分でいろいろ考えて漕ぐので、逆にうまく進みません。なぜか後ろに下がったり、グルグル回ったり。 ネコ娘は何も考えずに言われたとおりに漕ぐので3人の中で一番上手でした。少しだけどちゃんと前に進んだし。 ネコ娘だけがおばちゃんたちに褒められた。 |
小泊のちょっと北 |
|
小木でたらい舟に乗って、お土産買って、次は・・・宿根木を歩こうかと思っていたんだけど、ネコ娘が眠くて眠くてお昼寝しそうだったので諦めました。
小木から国道350号線を北上しているとネコ娘は爆睡。 北上の途中で急に海沿いに出たので、ちょっとパチリ。たしか、2004年に来た時もここで写真を撮ったような気がするぞ。 |
石臼塚 |
|
海岸で写真を撮った後、たしかこのあたりに石臼で作った塚があったな?と思いだしたので、小泊方面へ戻ってみました。
すると、国道350号線沿いに案内標識がありました。 このあたりは昔、石工で栄えたそうです。石工は佐渡の石仏の作者としても有名だったそうで、他国にも運ばれていったとか。 生活必需品の石臼もたくさん作られたそうですが、時代とともに石臼は使われなくなったため、それを集めて奉納してするときに塚にしたそうです。ちょっと寂しい話ですな。 |
西三川ゴールドパーク |
||
今回もやってきました、砂金採り。ネコ娘&クマ兄さんvsペンギン姉さんで勝負することにします。 |
||
|
||
勝負の前に金のお勉強。左は金のインゴット。一番左が100g、一番右が1kg。真ん中は光ってよくわからん。スイス銀行発行のインゴットでした。
右は砂金。金鉱床が風化・浸食作用によって削られ、砂金となって露出・流出してくるそうです。 ちょっとした金の展示コーナーで勉強したらいよいよ砂金採り。展示コーナーにはほとんど人がいなかったけど、砂金採りの方にはたくさん観光客が来ていました。 |
||
砂金採りはこんな感じで。右のお皿に砂をたくさん採ります。お皿をゆすって比重の重い砂金を皿の底に沈めます。水の中で皿を回して、軽い砂を流します。ちょっと砂を流したら、再びお皿をゆすって砂金を皿の底に沈め、その後皿を回して・・・を20回くらい繰り返すと、お皿には黒い砂鉄と運が良ければ砂金が残ります。 |
||
ペンギン姉さんがトライしているところ。水が結構冷たかった。ネコ娘も頑張ったけど・・・服とズボンがビショビショになってしまった。風邪ひくなよ!! | ||
勝負の結果、左が6粒(クマ兄さんとネコ娘)で右が5粒(ペンギン姉さん)。でも、微妙な結果でした。砂金が採れたのは最初のうちだけ。やるほど上手になってきて、黒い砂鉄はたくさんとれるようになってくるんだけど、砂金は採れなくなってきます。これは、砂金を撒いてるな?だから、採ったら無くなっちゃうんだね。係員も時間だから早く帰れと言いません。だって、ある分しか取れないから・・・。
でも、2004年の時はもっと採れたんだけどなぁ。 |
||
戦いの後、駐車場に戻ると陽がだいぶ傾いて山がオレンジに光ってました。紅葉も終わりかけだけどなかなかきれい。気温も下がってきて寒かったけどね。駐車場でネコ娘の着替えをさせて、お宿に行くことにします。 |
大佐渡山地 |
|
ゴールドパークからさらに国道350号線を北上して真野方面へ。越の長浜あたりから大佐渡山地が真野湾の向こうにきれいに見えました。
陽もだいぶ傾いて、あたり一面オレンジ色。佐渡の夕焼け、夕日はきれいだって聞いてたけど、本当にきれいだね〜。ドライブ楽しいです。 |
民宿 敷島荘 |
|
日が沈むのも早くなった今日この頃、16:50には今日のお宿である「民宿 敷島荘」(上の写真は翌朝撮影)に到着。このお宿に決めた理由は佐渡宿総合案内所で勧められたから。Webで佐渡の情報を探しているとき、甘エビを食べられる民宿がないか佐渡宿総合案内所に質問したんです。そしたら敷島荘を勧めてくれたんだよね。楽天トラベルで予約はできるんだけど、誰もコメントを記載していなかったので、ちょっと心配でした。でも案内所で勧めてくれるんだから大丈夫だろう・・・ってことで楽天トラベル経由で予約してみました。 |
|
部屋は和室。結構広め。トイレ、風呂は共同だけどまずまずです。民宿って言っても民家に泊るっていう感じではないね。
部屋に入って外を見たら太陽は沈んじゃった直後でした。でも空が赤くてきれいだった。佐渡の夕日はきれいだな〜、感動しっぱなし。 18時から夕飯なので、あんまりのんびりしないでお風呂に入ってしまおう。 ということで、お風呂にGO。最近は、ネコ娘はペンギン姉さんと女湯に行ってしまうので、1人で入浴。温泉ではないけれど、広いお風呂でゆったりできました。 |
夕飯 |
|
18時。お待ちかねの夕食。今回は、佐渡宿総合案内所で甘エビが注文できると聞いていたので、事前にメールでお願いしておいたのでした。10匹400円ってことだったので、20匹お願いしておきました。 |
|
天ぷら、お刺身、イカそうめん。お刺身は大ぶりで、100円寿司の3倍くらいの大きさでした。 |
|
カニ、煮付け、そして今回の目玉甘エビ!甘エビは大きかった!ミソもたっぷり入っていたけど、これだけあるとミソも食べきれない、濃厚すぎる。 |
|
蕎麦、魚のフライ、酢の物、貝?の塩ゆでにマスタードソースかけ、フルーツ、陶板焼き。ほかに茶碗蒸しもあったかな。ボリューム満点でした。 |
|
ネコ娘はカニがお気に入り。甘エビばっかり食べると思ったらカニばっかり食べてました。そんなにカニが好きだったかなぁ?お子様用の夕食を頼んでおいたんだけど、ハンバーグなんかほとんど食べなかった。お刺身とか大人向けの料理の方が良いみたいでした。 |
|
食後、山盛りになった甘エビの殻。一匹一匹が大きくて、普段食べている甘エビより2回りくらい大きかった。30匹くらい頼もうかと思っていたけど20匹で十分だった。これで一匹40円は激安だな。大満足の夕飯でした。
部屋に戻って、横になってネコ娘を寝かしつけていたら、親が先に寝てしまった。早起きの疲れと食べ疲れ。9時ごろからうたた寝しつつ、10時過ぎには消灯して寝てしまった。 |
二日目 |
佐渡 に戻る |