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三日目 伊東

2011.4.11


  食べて食べて食べまくり祭りで昨夜は寝るのも苦しかった・・・。朝食前にひとっ風呂浴びて、おなかを少しでも空かせて朝食に。朝もビュッフェだから、たくさん食べて昼食抜きにしちゃおう!ちょっとでも節約。

 朝食は昨日の夜と同じダイニングラウンジ「ボラボラ」で。お座敷で朝食を食べていたら、隣のテーブルに着いた家族。なんとタッパー持ってきていて、サンドイッチを詰めまくっていました。納豆も入れてた気がする・・・。やるなぁ。でも、うちはそこまでできないなぁ。やる気もあんまりないけど。



 左は部屋からの眺め。熱川の温泉街が一望できます。熱川って狭い範囲に温泉街が密集しているんだね。右は「国民宿舎 伊豆熱川荘」の温泉櫓。熱川温泉には15本の温泉櫓があるそうです。



伊東へ
 今日は午前中だけ観光して、昼過ぎには富山に戻るつもり。明日は会社の創立記念日だけど、昨日も会社から何回も電話がかかってきているので、明日は出社しないといけない予感。今日中には家に帰っておきたいんだよね。

 ということで、早めにホテルを出発し国道135号線を北上。伊東を目指す。熱川にもバナナワニ園があるんだけど、そこは10年くらい前にクマ兄さんとペンギン姉さんで行ったことがあるから、今回は伊東にある伊豆シャボテン公園に行くことにしたのでした。

 熱川から伊東までは15分くらい。



城ヶ崎海岸
 今日は伊豆シャボテン公園に行く前にちょっと城ヶ崎海岸に寄ってみます。ここには門脇の吊り橋って言うのがあって、ちょっと有名らしい。

 ので、寄っていくか。

 途中の道の桜がきれいでした。車を運転しながら写真を撮ったけど逆行できれいに写らなかった・・・(+_+)。
 城ヶ崎海岸の駐車場に車を停めて、まずは門脇埼灯台へ。駐車場から徒歩3分くらい。すぐ近く。

 ここは参観灯台になっているようで登れます。行くよ〜!って言ったらネコ娘はやる気満々でピースサイン。ペンギン姉さんはとっても嫌そうな顔。写真の顔はぼかしちゃったけど雰囲気わかるかな?
 門脇埼灯台に上って南側をみるとこんな感じの素敵な風景。約9kmもリアス式海岸が続いているんだって。釣り師が喜びそうな海岸線です。
 灯台を降りて、断崖絶壁の先っちょへ行ってみると、「国立公園城ヶ崎」の碑が立ってる場所がありました。でも、先端は釣り師に占領されていたので、ちょっと遠巻きに観察。足元は岩でゴツゴツしているので歩きにくい。ネコ娘もカメラ持って歩いていましたが、転んでカメラを壊しそうでドキドキした。
 灯台から徒歩1分くらいで門脇の吊り橋に到着。全長48m、高さ23m。結構高い。100人までしか乗っちゃいけないらしい。
 吊り橋から海のほうを見ると断崖絶壁でリアス式海岸なのがよくわかる。陸のほうを見るとなぜか、思いっきり削られたような形状になてます。でっかい船が突っ込んだような形。これも荒波で削られたんだろうか・・・。



 左は渡り終えて振り返ったときの吊り橋。結構立派なので近年かけられた橋なのかな?



 天気もいいし、良い景色が見れて良かった。昨日から断崖絶壁ばかり見ているような気がするけど、クマ兄さんは断崖絶壁が大好きだからOK、OK。ペンギン姉さんとネコ娘の視線も気にしない、気にしない。

 それでも、そろそろネコ娘が楽しめる場所に行きましょうかね。



伊豆シャボテン公園
 じゃ、今日のメインスポットの「伊豆シャボテン公園」に行ってみましょうか。
 メインゲートはちょっとオランダ風?かわいい建物が入口になっています。駐車場の脇の草むらにはクジャクが隠れていました。すぐ近く。野放しで飼われているみたい。開け〜!と念を送っても効果なし。
 それにしても伊豆シャボテン公園は結構昔からある公園だった気がするんだけど、いろんな施設がきれいだなぁ。新しくしたのかな?ちょっと予想外でした。もっとボロイと思ってた。
 入園してすぐにあるのがチンパンジーの檻。チンパンジーと一緒に写真に掲載されることができます。でも、チンパンジーはちょっと暇そう。楽しく遊べるようになってないみたい。
 さて、メインゲートを過ぎて園内を一望できる所に行くと大室山が目の前にそびえたってます。
 この大室山は伊豆東部火山群に属する単成火山で、約4000年前に噴火してできた山だそうです。単性火山として国の天然記念物に指定されたのが2010年8月。ついこないだジャン。
 左はマーラ。テンジクネズミの仲間で、一生オスとメスのペアは仲良く暮らすそうです。右はクジャクが羽を広げてアピールしているところ。ところが、メスは全然違うところにいます。誰に向かってアピールしているのか?もしかして・・・マーラ?
 クジャク(左上)、ジェフロイクモザル(左下)、マーモセット(右)。マーもセットかわいいなぁ・・・。南米に棲んでいるそうです。
 ベニコンゴウインコ(左)にルリコンゴウインコ(右)。赤いインコはかなり威圧的です。襲ってきそう。
 11時からチンパンジーのショーがあるということで大講堂へ。大講堂の観客席に座って待っていたら、スタッフのお姉さんが小さな猿を連れてきて、一緒に写真を撮らせてくれました。ネコ娘は緊張してカチカチ。
 11時になるチンパンジーのショー開始。まずは懸垂で綱渡り。腕力がとても強いので、軽々と綱渡りをしちゃいます。
 さかさまにぶら下がるのもへっちゃら。足の指が器用に動かせて、ロープをしっかりつかんでます。足の筋肉もりもり。
 ぶら下がったりするのは朝飯前。綱渡りも見せてくれました。とっても器用に手を振りながらロープを渡っていきます。次は、丸いブロックの上にのせた板の上に乗ってポーズ。サーカスなんかで見るような演技ですが器用に演じてます。どれぐら練習したのかな?
 チンパンジーの手をちょっと紹介。チンパンジーは手をついて歩くことがありますが、そんな時は指を写真のように折って、背の部分を地面につけて歩きます。骨格が手のひらを開いて地面に着くようにはできないんだって。
 竹馬も器用に乗りますが、器用すぎない?どんだけ長い竹馬に乗ってるんだ!?
 最後はお食事タイム。ナイフでバナナを切って、フォークで刺して食べてました。上手ですね〜。クマ兄さんより上手かもしれませんね〜。この後、スプーンでヨーグルトも食べてました。

 次はカンガルーを見に行こう。
 トンネルをくぐってカンガルーの丘へ。最初に見つけたのはベネットワラビー。背丈の二倍以上の高さにジャンプすることができるらしい。飛んでみて〜〜って、寝っ転がってジャンプする気配なし。
 左はクロカンガルーのお母さん。おなかから子カンガルーの足が出てます。頭は出てこなかった。右はパルマワラビー。ウサギと同じくらいの大きさの小さなワラビー。かわいい。
 カンガルーの後はサボテンでも見に行きましょうかね。鳥の建物の胸元からサボテンが育てられている温室に入っていきます。途中でアヒルを眺めたり・・・と悠長なことはできず。
 ここ数年、クマ兄さんは花粉症になってしまいました。そして、今年初の発症が今日。くしゃみと鼻水が止まりません。天気が良くて、程よく風があるので花粉が飛んでくるんでしょう。くしゃみがあ!!!
 左上はたぶん南アメリカ館。右は黄金紐(おうごんちゅう)というサボテン。毛虫のでかいのみたい。

 左は雪晃というサボテン。花が咲いてますね。
 左上はニョロニョローっと伸びたサボテンだけど名前忘れた。

 右は瑠璃塔。ガイコツみたい。サボテンに似てるけど、サボテンじゃないらしい。

 左は近くを歩いている人を襲いそうな鬼切丸。アロエの仲間です。ドラクエで出てきそう。
 ここはシャボテン公園のはずなんだけど、動物園のようにいろいろな動物たちが飼育されています。左上:シロムネオオハシ。右上:オオハナインコ。左:アルマジロ。

 ここは動物園です、きっと。
 このサボテンたちは、伊豆シャボテン公園自慢の金鯱。左上の写真の中で一番大きい金鯱で50年もの。

 左の写真のでかい金鯱は130年ものだそうです。金鯱は花が咲くまで30年以上かかるとか。

 それから、サボテンに関する誤解が一つ。サボテンは乾燥地帯に多く自生しているので、乾燥を好むと思われるけど、実は水は大好きらしい。ただ、雨季と乾季がはっきりしているところで自生しているものが多いだけ。昔、サボテンは水いらないだろうと思って、水をあげなかったら、爆発したように身を広げて枯れてしまった。

 ちょっと悲しい思い出でした。。
 左のサボテンみたいなのはテキラーナ。竜舌蘭の仲間だそうです。これを蒸し焼きにし、石臼ですり潰して汁を絞り、その絞り汁を発酵させて蒸留するとテキーラになるそうです。穀物から作るんじゃないんだねぇ。
 園内にはサボテンの展示販売もありました。クマ兄さん、ペンギン姉さん、ネコ娘と一つずつサボテンを選んで一つの鉢に植えてもらいました。自宅で栽培中。クマ兄さんはもちろん金鯱。あと30年くらいしたら花が咲くはず・・・。
 サボテンも見たし、あとは園内をぶらぶらして帰るか。富士山見晴らし台があったので、富士山見えるかなー?って行ってみたけど全然見えなかった。今回も富士山は見えないか。
 少し歩くとロックガーデンという場所に来ました。右のデカイ石はアステカのカレンダーだそうです。
 これは食べられるサボテン。ウチワサボテンの仲間です。美味しいのは薄い緑色で棘が柔らかい奴らしい。
 オルメカの巨石人頭像の前でパチリ。オルメカとは紀元前1200年ごろから紀元前後にかけ、先古典期のメソアメリカで栄えた文明のこと。メソアメリカ文明の母体のことなんだって。母なる文明って呼ばれているらしい。
 動物のほかに鳥もたくさん放し飼い。クジャクが歩いてきたり(しかもカピパラのモニュメントが背景)、カモが歩いてきたり。飛べない鳥は基本放し飼い。
 リスザルも放し飼い。群れで移動するので、群れに遭遇するとたくさんのリスザルが見られます。でも、人にはそんなに懐いていないかな。追いかけると逃げちゃう。リスザルは爪がないから、引っ掻かれないのでかわいいんだよねぇ。

 13時。そろそろ富山に帰るか。ちょっと寄り道しながらね。



北上
 まずは国道135号線を北上して湯河原を目指す。途中は桜が満開でした。今回の旅は桜がきれいな旅だなぁ。 



箱根
 湯河原から湯河原パークウェイを使って箱根峠へ。道の駅箱根峠でアイスなんか買ってみたり。そのあと、芦ノ湖の北側の県道75号線を通って仙石原に行き、国道138号線で御殿場ICへ。上の写真は仙石原高原。



帰宅
 御殿場ICから東名高速に乗って西へ。来た時と同じ道だと早死にするから(?)、帰りは名古屋経由で帰ろうと思います。

 富士山も見たかったんだよね。
 富士山を見るために、富士川SAに寄ってみました。アスレチックがあって、長時間ドライブの休憩と運動には最適な休憩所。

 肉眼だと富士山見えたんだけど、写真だと見えないねー(左)。

 ちょっと休憩して帰りますか。
 ということで、東名高速を西に走り、名神道に乗り、一宮JCTで東海北陸自動車道へ。一宮からさらに三時間半ほどかけて0時20分ごろ富山の自宅に到着。今回の旅の総走行距離は意外と少なくて1407kmでした。


 そういえば・・・。今日はクマ兄さんの誕生日でした。




二日目
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